良く似ている玉ねぎと新玉ねぎ。
何となく違うのは分かるけど一体何が違うのか分からないということはありませんか。
玉ねぎと新玉ねぎでは見た目や栄養に違いがあるのでしょうか。
玉ねぎと新玉ねぎの違いに迫っていきます。
目次
玉ねぎと新玉ねぎの違いとは?
スーパーで春になると見かける新玉ねぎですが、普通の玉ねぎと何が違うのでしょうか。
まずは玉ねぎと新玉ねぎのそもそもの違いについて理解しましょう。
新玉ねぎと言われる玉ねぎとは?
実は玉ねぎと新玉ねぎは品種は同じです。
早い時期に収穫される玉ねぎを新玉ねぎと言います。
通常の玉ねぎは、倉庫で乾燥してから出荷されますが、新玉ねぎの場合は乾燥せずに出荷されます。
また玉ねぎには、黄玉ねぎ、白玉ねぎ、赤玉ねぎなどの種類がありますが、このうち黄玉ねぎと白玉ねぎが新玉ねぎにあたります。
つまり、黄玉ねぎと白玉ねぎの中で収穫が早く、乾燥せずに出荷される玉ねぎを新玉ねぎと言います。
玉ねぎと新玉ねぎの見た目の違い
玉ねぎと新玉ねぎは見た目にも少し違いがあります。
ポイントは大きさと皮です。
新玉ねぎは早くに収穫されるため、少し小ぶりになっています。
また通常の黄玉ねぎはしっかり乾燥させるため、皮が茶色でがっしりした皮が特徴です。
しかし新玉ねぎは、少し白っぽい皮で薄いのが特徴です。
玉ねぎと新玉ねぎの栄養の違いとは?
玉ねぎと新玉ねぎの基本的な違いについてご紹介しましたが、見た目や収穫方法に違いがあるということは栄養にも違いがあるのでしょうか。
玉ねぎを美味しく料理するためにも、玉ねぎの栄養にについて勉強しましょう。
栄養やカロリーの違いはあるのか?
玉ねぎの栄養素はカルシウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、硫化アリルです。
ただし玉ねぎと新玉ねぎは品種は同じなため、実は基本的に栄養に違いはありません。
栄養素に違いがないなら、玉ねぎを食べても新玉ねぎを食べても変わらないと思いますよね。
ところが新玉ねぎは春になると必ず注目を集めます。
なぜこんなに新玉ねぎに注目が集まるのでしょうか。
新玉ねぎの良いところは生で食べれるところ
玉ねぎに含まれる硫化アリルとビタミンB1という栄養素、これらは私たちにとても良い効果をもたらしてくれると言われております。
硫化アリルは血液をさらさらにしたり、ビタミンB1の吸収を促してくれる期待ができます。
ビタミンB1は体に必要なエネルギーを作り出す働きをしてくれていると言われています。
こんなに体にとって効果が期待できる栄養素ですが、硫化アリルとビタミンB1は、水にさらしたり熱を加えるとその栄養素がなくなってしまうのです。
つまり、生で食べないとこれらの栄養素を体に取り込むことができないのです。
しかし、通常の玉ねぎは水にさらさないと辛くて食べられませんよね。
そこで新玉ねぎに注目が集まっているのです。
新玉ねぎは辛みが少なく生でも食べやすいからです。
新玉ねぎを購入したら生で食べることをお勧めします。
もし新玉ねぎでも水にさらさないと辛いと感じる人は、水にさらさずにそのまま広げて15分置いてください。
それだけで辛みが少し抜けます。
まとめ
玉ねぎと新玉ねぎに栄養の違いはありませんでした。
しかし、通常の玉ねぎの調理方法では摂取できない栄養素があることが分かりました。
新玉ねぎを通常の玉ねぎと同じ調理方法で調理していた人は多いのではないでしょうか。
次からは新玉ねぎはぜひ生で食べてみてくださいね。
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