趣味などとしても、庭に梅の木を植えて季節を感じ、園芸を楽しみたいと思う人はいますよね。

梅の木があるだけで、落ち着いた良い雰囲気を味わえそうですが、どうせなら実を生らせ、収穫したいと考えるのではないでしょうか。

そこで、梅の受粉の方法とはどのような方法があるのか、まとめてみたいと思います。

梅 受粉 鳥 人工授粉 距離

鳥による受粉と距離

鳥など鳥類を利用して花粉を運んでもらい、受粉する植物のことを「鳥媒花」といいます。

鳥に見つけてもらいやすいように、赤系の比較的目立つ色をしていることが多く、蜜も多量に出します。

梅もこの鳥媒花のひとつです。

「梅にうぐいす」などという言葉がありますが、梅の木にくるのはうぐいすに似た「メジロ」です。

まだ寒い時期に、梅にメジロがとまっている様子を見ると、春の訪れを感じますよね。

メジロの他には、ヒヨドリもきます。

これらの鳥は一気に長距離飛ぶことはあまりないようですが、近くの梅の木と梅の木であれば行き来をするので、鳥による受粉は、かなりの期待がもてそうですね。

鳥の他に虫も媒介しますが、梅の開花時期は1月下旬頃からなので、まだ虫の活動時期ではないことが多いです。

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人工授粉

梅はそもそも、自分の花粉で受粉させても、実をつけることがうまくいかない場合も多い性質をもちます。

同じ木からの受粉よりも、近くに相性が良く、また開花時期が同じ他の品種を植え、一緒に育てて受粉させるほうが、うまくいくことが多いとされています。

方法としては、晴れて比較的暖かい日に行うとよいでしょう。

直接雄しべを雌しべにちょんちょんとつけるのもよいですし、耳かきの頭についている綿のようなものに花粉をつけて行うと、より行いやすいようです。

もしも梅の開花時期に誤差が生じてしまう場合には、花粉をとっておくという方法がとれることもあります。

花粉を紙などに包み、冷蔵庫で保管しておけば、一ヶ月程度もつそうです。

もしも気象状況などで開花時期がずれてしまった場合には、試してみるのもよさそうですね。

まとめ

せっかくなら、実をつけてほしいですよね。

鳥にお任せしてみるのも楽しみですし、自分で手をかけるのもより梅の木にたいして愛着がわきそうですね!

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