長ネギは生命力が強く栽培に関しては丈夫な野菜に分類されていますが、決してどのような環境でも強いというわけではありません。
乾燥と寒さに強い反面、高温多湿に弱く栽培期間も約８ヶ月と長いため初心者にはハードルが高いと言えるでしょう。
また定期的に土寄せが必要で（茎を日光に当たらせず軟白処理するため）そのために畝を高く盛り追肥もします。
もちろん病害虫が発生すれば薬剤散布も必要になってくるし、家庭菜園で片手間でやるには手間がかかる野菜かもしれませんね。
長ネギの苗の種類
長ネギは大きく分けて『１本種』と『分げつ』種に分けられ各種に様々な品種が存在します。
その種類は多く葉ネギと合わせると160種以上になります。
各地にブランドがあり、その土地に合う品種が販売されていますが、どこでも手に入りやすいのはネット販売などで手軽に購入できるものが幾つかあります。
関東では「石倉ネギ」が軟白部が多く全長30ｃｍと使う部位も多く人気です。
また『下仁田ネギ』は軸が太く味が染み込みやすい特性があり、特に鍋に人気です。
生産が盛んな北関東圏では種類も豊富で群馬県の石倉、立石、大利根、尾島、下仁田、茨城県のあかねぎ、みや葱、真瀬ネギ、柳川根深一本太、埼玉県の埼玉根深一本太、慈恩寺ネギ、黒昇根深、金光一本太などブランドだけでも多岐にわたります。
それだけネギは日本人の食卓の大切なお供だということが分かります。
苗の価格は？
前述の『石倉ネギ』『下仁田ネギ』はネットショップなどでは１束（25～30本）入りで約700円程度で販売されています。
意外にお手頃な価格で手に入れることができますね。
ちなみに種からの購入となると更に安く200円前後になります。
ただし栽培は種からになると更に手間がかかるため苗からの購入で栽培期間を短縮する方も多いようです。
まとめ
長ネギは各地に風土に根付いたブランドがあり、それぞれ特色があります。
栽培方法や味に大きな差はありませんが値段も安定しお求めやすい状態と言えるでしょう。
環境と気候が味方すればネギは難しい野菜ではありません！
上手に育てて毎日の食卓をネギで彩りたいですね！
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