長ネギは栽培期間が長く(約8か月)初心者には向かない野菜と言われますが、最近はネットなどの情報もたくさん出ておりチャレンジする方も増えております。
長ネギは実は生命力の強い植物で、スーパーなどで買ってきたネギなどを根の部分を残して活けても芽が出てくるほどです。
乾燥や低温に強い一方で、ネギは湿気や高温に弱い性質もあります。
家庭菜園でネギ栽培をする場合は前述の環境管理路の他にも土壌の酸度にも気を付ける必要があります。
土壌酸度は5.7~7.4の中性土を好み酸性が強い土壌を嫌う性質があります。
これらを踏まえた上で慎重に栽培することができればあとは手間をかけておいしく育てる事ができます!
長ネギの『定植』と『植え付け』
長ネギを種から育てた場合、プランターやハウス内で発芽させ草丈10cmくらいで他の圃場やその他の場所へ植え移します。
基本的に『植え付け』と表現される方が多いですが、農業用語では「定植」(ていしょく)の方が正式のようです。
定植は移植や移し替えとは違い、そこへ植えたらもう移動しない最終地としての定義があるため、定植といったらもう他へは移さないのが基本です。
定植の時期は?間隔は?
- 苗の草丈が20~25cmくらいになり太さが直径5~6mmくらいになったするのが目安です。
- 深さ約20cm~30cmで幅15cmの溝を作りその溝に5~8cm間隔で溝の側面に立てかけるように植えていきます。
- その後3cmほど覆土をして藁や籾殻などをかけて乾燥を防止します。
前述のとおり長ネギは高温多湿に弱く風通しの悪い場所では病気にかかりやすくなります。
とくに注意したいのが『さび病』で5月~6月と10月~12月に好発します。
残暑が残る時期は『べと病』に注意が必要です。
もし発生してしまった場合の対策としては薬剤残布が必要になってきます。
まとめ
長ネギは成長に合わせて植え替えが必要になり、専門用語では『定植』と呼ぶのが基本です。
長ネギは乾燥や低温に強い半面、高温多湿を嫌います。
土壌の酸度は中性を好み酸性度が高いと育ちにくいため定植時の圃場の土壌環境を予め整えておく必要があります。
長ネギは慎重に育てれば決して難しい野菜ではありません!
皆さんも是非チャレンジしてみましょう!
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