白菜に限らずあらゆる植物に見られる、ヨトウムシと呼ばれるイモムシに似た虫を見たことがある方もいるでしょう。
一体どんな虫なんでしょうか?
予防はできるのでしょうか?
調べてみました。
ヨトウムシの生態
ヨトウムシは夜に活動し、植物の葉や実を食べてしまうことから夜盗虫という名で呼ばれている、ヨトウガ、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウなどの蛾の幼虫です。
体長は1㎝~3㎝くらいで、淡緑色や褐色をしたイモムシに似た形状をしています。
成虫が植物の葉に卵を産み付けていくことで発生し、ふ化すると日中は土の中に隠れ、夜になると土から這い出して植物を食害するそうです。
夏場の高温多湿状態のときに発生しやすいと言われています。
一度発生すると大量に発生し、雑食性で食欲旺盛なため植物のほとんどの部分を食べつくしてしまうそうです。
食べられた植物は生育が阻害され、やがて枯れてしまうそうです。
肥料が多く与えられた野菜を好む傾向があるようですので、肥料過多に注意しましょう。
ヨトウムシの予防と対策
ヨトウムシの発生をを予防するにはどうしたらいいのでしょうか?
予防の方法
- 白菜に肥料を与えすぎない
- 成虫が卵を産めないようネットで囲う、トンネル掛けをする
- 事前に防虫効果のある薬剤を散布する
- 背の高い植物を周囲に植える
などで予防しましょう。
それでも、発生してしまった場合は以下のことで対応しましょう。
対策の方法
- 産み付けられた卵や幼虫を葉ごと切り取る
- ヨトウムシ用の殺虫剤を散布する
- 好物の米ぬかをおとりに使い手でとる
成長すると薬剤がききにくくなるため、できるだけ早期発見することが重要だと言われています。
成長してしまった個体はその都度つぶすしかないようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夜に活動する虫は、見つけにくくて困りますよね。
大量のヨトウムシに食べられてしまった野菜は枯れてしまうそうですから、まずは予防を徹底して行うといいでしょう。
薬剤は早めに使えば、人体への影響も少なくて済むそうですから、発生してしまった場合は使用を検討してみましょう。
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