水菜は時間が経つと、だんだん萎びていってしまいます。
これは野菜全般に言えることですよね。
シャキシャキした食感に戻す方法はないのでしょうか?
今回は、萎びた水菜を復活させる方法を、ご紹介致します。
復活方法
水菜を復活させるのに必要なのはずばり、「50℃のお湯」です。
熱いお湯で洗うことで、丸まっていた葉先が広がり、2分程度でシャキっとしてくれるとされています。
洗う手順はとても簡単。
- お湯を、冷めないように大きめのボウルに入れましょう。沸かしたものでも、水道から直接注いでも、どちらでも問題ありません。
- そして次に、水菜全体をお湯に浸し、1~3分ほどを目安に軽く洗ってください。
- 最後に水菜をお湯から上げて、ペーパータオルなどでしっかり水気をとれば完了です。
ポイントは50℃
水菜を洗う際に大切なのが「お湯の温度」です。
野菜に限らず、食べ物は時間が経つと細胞の中の水分が抜けてしまいます。
それが、50℃のお湯に浸すことで細胞の中が潤い、萎びていたのがシャキッとしてくれるのです。
ただし、温度が43℃以下になると雑菌が繁殖すると言われているので、注意した方がよさそうですね。
差し湯をして調節するのが、簡単でお勧めですよ。
鮮度が長持ち
50℃洗いすることで、野菜が復活する以外の効果が期待できます。
その一つ目が、鮮度が長持ちすると言うこと。
通常に比べて、なんと3日以上経過しても萎れないのだとか。
野菜が瞬間的に元気になるだけでなく、長持ちまでするのです。
菌が減少
野菜を水洗いすることは多いですが、実は「菌を減らす」と言う意味では、あまり効果が無いと言われています。
対してお湯で洗った場合、水ありに比べて菌が90%近く除去できるようです。
これには少し驚きですよね。
菌が気になるという方は、50℃洗いをしてみてはいかがでしょうか。
葉物野菜の50℃洗いをなめてた。水菜が復活した。すごい。
— 飛沫 (@spray_tb) 2016年7月13日
まとめ
サラダ系で食べるときなど、水菜はやっぱり食感が大切ですよね。
もし水菜が萎びて困ってしまったときには、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください。
シャキシャキに復活して、食卓にひと味加えてくれるはずです。
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