種には光によって発芽が促進される好光性種子と抑制される嫌光性種子があるのご存知でしょうか?
好光性種子と嫌光性種子についてと水菜の種蒔きの仕方について説明したいと思います。
水菜の種蒔きの仕方は?
水菜は酸性土壌を嫌うので、種を植えるおよそ2週間前には土作りを済ませ土壌PHを水菜が好む状態にしておきましょう。
水菜をプランターで小株栽培する時は、10cm~15cmの条間を取り1cm間隔で種を1粒ずつ蒔いて、大株栽培する時には株間10cmで1ヶ所に7粒~8粒点蒔きをします。
密接し過ぎないようにしましょう。
畑に植える場合には20cmの条間で1cm~2cmの間隔ですじ蒔きして、溝穴の深さおよそ5mmにしましょう。
種蒔きした後は、蒔き溝周辺の土を指でつまむようにし埋め戻します。
支柱を使用すれば種蒔きしやすくなり、支柱を寝かせて押し込むと綺麗な溝穴が出来ます。
種蒔きをした後はたっぷりと水遣りをしましょう。
水菜は乾燥に非常に弱いため、本葉が5枚~6枚くらいに育つまで水を切らさないようにしましょう。
芽が出るまでの間、新聞紙などを被せておくと、乾燥を防ぐことが出来ます。
好光性種子とは?
発芽に光を必要とする植物の種のことです。
好光性種子は発芽するときに光が必要な種なので、種を蒔いた後に種の上に土を掛ける必要がありませんが、このままの状態だと土の表面が乾燥してしまうので、種蒔き用に開発されたピートバンを十分給水させてから、種蒔きをすると失敗を少なくすることが出来ます。
好光性種子は覆土をしないので勢いよく水遣りをすると、種が流れてしまう場合があります。
じょうろの口を上に向け優しいシャワーになるように水遣りをしましょう。
水はけが悪い場合には一度水遣りを止めて溜まってしまったみずが引いたら再開し、何回かに分けて水遣りをするようにしましょう。
代表的な好光性種子の野菜は、人参・小松菜・レタス・かぶなどです。
嫌光性種子とは?
発芽に光を必要としない植物の種のことです。
嫌光性種子は発芽するときに光が必要ない種なので、種を蒔いた後に種の上に細かい土をかけます。
嫌光性種子の種を蒔いたときに掛ける土の厚さは一般的に、種の大きさのおよそ2倍~3倍が目安になり、発芽するまでは種蒔きした土を乾かさないように注意しましょう。
代表的な嫌光性種子の野菜は、南瓜・トマト・ピーマン・キュウリ・ナスなどです。
まとめ
野菜の種によって好光性種子と嫌光性種子があるのを知りました。
栽培する前に好光性種子なのか嫌光性種子なのか確認して、発芽に失敗しないようにしましょう。
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