生姜と聞くと、多くの方は体によくて、身体を温めてくれ風邪の予防などに効果を発揮する健康食材のひとつだというイメージをお持ちではありませんか？
風邪の引き始めの時などは、生姜の苦みが苦手な人にはハチミツ漬けにして食べたり千切りにして生姜湯で食べやすくしたりと工夫して栄養を摂る方もおられます。
そんな生姜ですが、実は人によっては、体に合う合わないの場合があることをご存じでしょうか？
食べた本人が気付かない内にアレルギーの症状があらわれていることもあるのです。
そこで今回は生姜に関するアレルギーについてその症状や対処の仕方などをご紹介したいと思います。
目次
生姜アレルギーの症状は？
アレルギー症状には、食後３０分から数時間で発症する「即時型」と呼ばれる症状と食後数時間から数日後に発症する「遅延型」と呼ぶアレルギー症状があります。
生姜アレルギーの場合は、多くがこの「遅延型」と呼ばれる症状に該当します。
症状の種類は？
- 嘔吐や吐き気・下痢・便秘・腹痛など
- 湿疹やかゆみなど皮膚のトラブル
- 頭痛・めまい・喘息・鼻炎
- 倦怠感
- 寝つきの悪さ
- 肩こり・筋肉痛・関節炎
- 情緒不安定
遅延型アレルギーの特徴は？
自覚症状が出づらく即時型と違って病院などでもその原因が特定しにくいことです。
即時型であれば即検査で調べることもありますが、体調不良の原因が生姜に限らず食生活に潜んでいる可能性を踏まえた方がよいでしょう。
なぜ起こる生姜アレルギー
生姜は一般的に花粉症などのアレルギーに効果があると言われています。
一方では、合わない人にはアレルギーを引き起こすこともあります。
前述したように生姜アレルギーの大半は遅延型のアレルギーであり、気付かずに食べ続けるうちに許容範囲をオーバーして反応が出てしまう場合です。
恒常的に摂取するなかでその食品の毒素の分解が追い付かずにアレルギー症状となると言われています。
例えば偏頭痛だとか、疲れやすいだとかなどは毎日の食生活が原因だとしても病院でも気づかれない可能性も否定できません。
生姜アレルギーの対処は？
アレルゲンをしっかり特定する
自身が生姜アレルギーなのかどうかや他の食品ではどうなのかなど検査をしておくと精神面でも安定するはずです。
ほとんどの場合は血液検査や、郵送でやり取りが出来る検査キットなどを利用します。
万一生姜アレルギーと言われたら
当然医師の指示に従うわけですが、基本的にはアレルゲンの過剰摂取を抑えるように言われるでしょう。
アレルギー予防には食事の慢性化を防ぐ意味でも同じ食材や同じものを食べ続けることを控える方がよいでしょう。
まとめ
以上、今回は生姜に関するアレルギーについてその症状や対処の仕方などをご紹介させていただきました。
この記事を読んでアレルギーについて考える機会を持っていただければ幸いです。
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