枝豆につく、困った害虫たち。
株と株の間隔を十分にとらず、風通しが悪いと、枝豆畑が虫の棲み家と化してしまいます。
何も対策を取らずに放っておくと、枝豆が枯れる原因になったり、病気が蔓延してしまうことも。
防虫ネットで防除できるのならまだ被害は小さいのですが、それでも虫がついてしまったら、駆除するしかありませんね。
どんな種類の虫に、どのような駆除方法が有効か、調べてまとめてみました。
虫の隠れ家となる葉を増やさない
まず、虫の駆除以前に、虫の隠れ家となる余分な葉を茂らせすぎないようにすることが肝心です。
肥料の窒素分が多すぎると、枝豆は葉を増やしますので、窒素は控え目にしましょう。
また、冬の間に落ち葉を集めたまま近くに放置しておくと、その中でカメムシが越冬してしまいます。
畑をきれいに掃除して、隠れる場所を少なくしましょう。
カメムシの駆除
見た目が亀のような形をしていることからカメムシというそうです。
カメムシは枝豆に針状の口を刺し、美味しい汁を吸ってしまいます。
触ると臭いにおいがつくので、枝豆を揺すって落ちてきたところを踏み潰す方法があるそう。
低温になると活動が鈍くなるため、狙うなら早朝か夕方がよいのだとか。
カメムシ駆除専用のスプレーも販売しており、即効性があるため、直接駆除するのが嫌だという方は利用するのもよいでしょう。
シロイチモジマダラメイガの駆除
成虫は枝豆を食べたりしませんが、幼虫は枝豆の中に潜り込んで豆を食い荒らします。
成虫は、葉の裏側に卵を産み付け、そこから孵化して幼虫が枝豆に被害を与えるのです。
さやの中へ潜り込んでしまうので、目視で見つけるのは困難です。
農薬を使って駆除する方法のほか、枝豆の種をまく時期をシロイチモジマダラメイガの産卵時期とずらす方法があります。
まとめ
カメムシもシロイチモジマダラメイガも、枝豆の実を食べてしまう厄介な虫たちです。
枝豆の害虫対策としてまず考えられるのは農薬ですが、虫の隠れ家となる葉を増やさない、産卵時期と枝豆を育てる時期とをずらす、などの方法も使ってうまく虫の被害をかわしたいですね。
以上、枝豆につく虫の種類と駆除方法について、調べてまとめてみました。
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