秋になると芋堀などで収獲が楽しみなさつまいも。
でもさつまいもが小さくて育ってなかったという経験はありませんか?
その原因について調べてみました。
さつまいもの栽培
さつまいもは、5月の中旬に苗を植えつけ、10月頃に収穫をします。
さつまいもは、日光がよく当たり通気性に富んだ乾燥した土を好みます。
また、肥沃だとツルボケになるので痩せた土地が向いています。
肥料が多いとツルばかり伸びてツルボケするため、肥料も最小限にします。
植えつけするときは、株間30~40cmで深さ10cmくらいの穴を掘り植えます。
畝には黒マルチと呼ばれる雑草除けを張っておくと良いでしょう。
さつまいもの苗選び
さつまいもは芋から苗を作ることもできますが、苗を作るには大変な管理と手間がかかるので、店頭で売られている苗を購入した方が無難でしょう、
良い苗は、しおれていない、茎が太い、葉色が濃くて厚みのあるものを選ぶと良いでしょう。
長さが25cmから30cmくらいで節の数が7~8本あるのが良いでしょう。
ツル返しって?
苗を植えつけてから2か月くらいすると、ツルが伸びて四方へ広がっていきます。
この頃からツル返しといって、伸びたツルを畝の中央や空いているスペースへ動かしてあげます。
ツルから発生した不定根はやがて肥大して小さな芋になることがあり、養分を多く必要として葉が過剰に茂り、ツルボケの原因につながるため、ツルの節から発生した根を切ります。
定期的にツルを持ち上げてひっくり返し、不定根を切ってツルから芋が出来るのをふせぎます。
ツルボケって何?
さつまいもが育たない原因の一つにつるボケと呼ばれるものがあります。
これは肥料が多すぎて、葉ばかりが茂って芋ができなくなることです。
ツルボケを起こさないためには、肥料を控えめにすることが重要になります。
まとめ
さつまいもの栽培は、この「ツル返し」を定期的に行ったり、「ツルボケ」にならないために肥料を少なめにしたりと工夫次第で収獲に大きな変化をもたらすことがわかりましたね。
そういったことに注意しながら育てていきたいですね。
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