さつまいもの芽出しっていったいなんでしょうか。
どうやって行うのでしょうか。
まとめてみました。
さつまいもって
さつまいもはヒルガオ科サツマイモ属の植物です。
原産地はメキシコ中央部からグアテマラ辺りの中南米が原産地と言われています。
その後、ヨーロッパやインド、東アジアに伝わり、16世紀終わり頃に中国へ伝播しました。
17世紀初頭に中国から琉球(沖縄)を経て薩摩(鹿児島)に伝わり、薩摩で栽培が根付き、各地で起こる凶作や飢饉をたびたび救ったことから全国に普及し、さつまいもとして現在も受け継がれています。
さつまいもの芽出し
一般的な野菜栽培は種や苗、球根や種芋などから栽培しますが、さつまいもはジャガイモとは違い種芋を植えつけるのではなく、さつまいもから伸びた茎葉を苗として植えます。
日数をかけて茎葉を芽出し(発芽)させ、さつまいもを作ります。
芽出しの方法
さつまいもを芽出し方法は、昨年収穫したさつまいもから芽を出させてつる苗を作ることです。
- さつまいもを植えつけ、4分の1くらい地面から顔を出す程度に土をかけます。
- 芽が出るまで水やりは控え、発芽したら水やりをします。気温が高い日中は日に当てるようにしましょう。
- ある程度長くなったら先端から5~6節の長さで切り、これをつる苗として使用します。
芽出しのコツ
発芽を促すコツとして、48℃のお湯に40分ほど浸して、病原菌などの予防として消毒すると芽の出がよくなるそうです。
昨年収穫したさつまいもが保管中に病気になっていることもありますので消毒は必要です。
土の温度が25~30℃くらいに保っていると3日以上経てば芽が出てくるようです。
芽が伸びて最初のツルが取れるのに45~60日くらいかかるので、時期を計算して芽出しを行うようにしましょう。
植えつけの時期が遅れると成長が遅れてしまうので要注意です。
まとめ
ジャガイモの芽って毒があるって聞きますが、さつまいもにはないんですね。
しかもそれが、新しいさつまいもを作る苗になるとは驚きです。
手間がかかりますが、一度はやってみたいですね。
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