さつまいもと言えば中身が黄色のイメージですが、中にはオレンジ色のさつまいもがあるそうです。
どういった種類があって、どんな色のさつまいもがあるのか調べてみました。
さつまいもって
さつまいもはヒルガオ科サツマイモ属の植物の肥大した根の部分で、甘藷とも呼ばれています。
原産地は熱帯アメリカで、日本に初めて入ってきたのは1597年に宮古島へ入ったのが最初とされているようです。
17世紀初めに鹿児島へ伝わり、「薩摩芋」と呼ばれるようになりました。
さつまいもは、やせた土地でも収穫でき、凶作の年でも収穫できるとされ、飢饉や食糧難の時代に代用食として多くの人々を助けました。
鹿児島ではさつまいもが伝わった江戸時代から芋焼酎が盛んに作られるようになり、一般家庭でも作られていたそうです。
さつまいもの種類
さつまいもには多くの種類があります。
日本には40種類ほどのさつまいもが栽培されています。
東日本では「紅あずま」が主流で、西日本では「鳴門金時」など「高系14号」のものが多く流通しています。
「紅あずま」は皮は濃い赤紫色で、果肉は淡黄色、繊維質が少なめで食味がよく、甘みが強くほくほくとしているのが特徴です。
「高系14号」は皮は赤褐色で、果肉は淡黄色、甘みが強くでやや粉質で少しねっとりした感もあります。
色が変わっている芋は?
「安納芋」と呼ばれる芋は、鹿児島県種子島の在来種で「安納こがね」と「安納紅」と呼ばれる品種があります。
皮の色は安納こがねは淡黄色で、安納紅は赤褐色です。
果肉はどちらもカロテンを含んだオレンジ色で甘味が強く、加熱するとねっとりとした食感になります。
他にもオレンジ芋と呼ばれる「アヤコマチ」という品種のさつまいもです。
果皮は濃い紅色をしていますが、果肉はカボチャのように濃いオレンジ色をしています。
皮も中身も白っぽい黄色のさつまいもの「黄金千貫」と呼ばれるさつまいもがあります。
これは主に芋焼酎の材料として使用されていますが、デンプン質が多く、ほくほくとした甘みがあります。
種子島の在来種で皮がベージュ色で果肉が紫色をしたさつまいもの「種子島紫」と呼ばれるさつまいもがあります。
食感がほくほくしており、お菓子の材料に使用されたりしています。
他にも紫色で「パープルスートロード」と呼ばれる芋にアントシアニン色素を含有する紫さつまいもがあります。
紫芋は一般的に甘くないと言われていますが、パープルスートロードは紫芋の中で甘い芋として有名です。
まとめ
さつまいもの中が黄色ではなく、オレンジ色や白、紫といった色のさつまいもがあるのは初めて知りました。
特徴がそれぞれ違うようなので、食べ比べるのも良いかもしれませんね。
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