さつまいもはアメリカ南部、メキシコを中心にした地域が原産だと言われています。
その後、開拓者たちの手によってヨーロッパに持ち帰られたようですが、寒冷地のヨーロッパ地方ではあまり栽培が行われず、当時植民地でもあったインドや東南アジアで盛んに栽培が行われていたようです。
中国にはフィリピンから栽培方法が伝わり、日本には中国から沖縄、鹿児島へ伝わったと言われています。
鹿児島では乾燥しやすく排水性の高い土壌であったため、作物があまり育っていなかったようですが、さつまいもは排水性の良い土壌や乾燥した状態を好む為、さつまいもの栽培が盛んに行われるようになって現在に至っているようです。
当初、イモやカライモと呼ばれていたようですが、薩摩藩での栽培が主流だったことから、その名前を冠した「さつまいも」として本州に出荷されていたと言われています。
さつまいもは寒いと腐ってしまう?
元々、暑い地域の作物なので寒さにはとても弱いと言われています。
栽培時や収穫後、気温が5度を下回ってしまうような寒冷状態が続いてしまうと、冷凍障害を起こして腐ってしまうようです。
さつまいもが腐ると酸っぱい臭いや、皮の表面がベタベタしたり、触ると柔らかくなってしまうことがあるようなので、腐っているかどうかの見分け方に利用すると良いでしょう。
後は水分が多かったり、保存時に湿度が高すぎてしまうと、同様に腐ってしまうとされています。
暑すぎても腐ってしまう?
さつまいもの保存時、気温が20度程にまで上がると、今度は発芽してしまうようです。
発芽してしまうと、栄養分が新芽にわたってしまう為、実がシワシワに萎んでしまうとされています。
栄養分がなくなると、抵抗力が落ちて腐ったり、カビが生えやすい状態になってしまうと言われています。
腐らせない保存方法とは?
乾燥状態を保ち、気温は10~15度に保つと良いと言われています。
家庭では、個々を新聞紙で包み、ダンボールなどに詰めておいて屋内の冷暗所に置いておくと良いでしょう。
まとめ
さつまいもは保存時に適切な温度に保つことができないと腐ってしまうようです。
鹿児島などの暖かい土地ではあまり気にするこおとなく常温保存が可能だったため、栽培が盛んに行われていたとされています。
家庭では野菜室などは避けて、新聞紙とダンボールで保存するようにすると良いでしょう。
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