みなさんはラーメン、お好きですか?ラーメンは今やカレーと並び、わたしたちの食生活にとって欠かせない国民食と言えるでしょう。
そんなラーメンに欠かせないアイテムが「メンマ」です。
ラーメン屋さんでラーメンを注文すると間違いなく麺の上でしっかりと味を染み込ませ、柔らかい独自の歯ごたえを持ちあわすメンマは、麺とスープのコラボとなり明らかにわたしたちの食欲をそそってくれます。
そんなメンマですが、タケノコとは違いがあることをご存じですか?
そこで今回はその違いについて考察するとともにタケノコときのことの違いについてもご紹介したいと思います。
そもそもメンマとは?
メンマは、たけのこマチク(麻竹)などのタケノコを乳酸発酵させ、その後乾燥や塩漬けなどを行い加工食品としてラーメンなどのトッピングに使われます。
マチク自体は、元々イネ科マチク属の植物で、ミャンマーが原産の大型の竹で、そのタケノコは直径が20cmにも成長します。
メンマという名称は、「ラーメン上のマチク」がその由来と言われ、台湾出身の丸松物産を経営した松村秋水が考案しました。
タケノコとメンマの違いは?
生産種の違い
どちらも竹の植物なのですが、一般的にタケノコとして呼ばれるものは孟宗竹の若芽(食材)を指しています。
それに対してメンマはマチク(麻竹)を原料に加工したもの(加工食品)なのです。
産地の違い
タケノコは日本でもよく見かける孟宗竹の若芽(食材)なのですが、メンマは主に中国や台湾などからの輸入品(加工食品)です。
タケノコときのこの違いは?
タケノコは、竹の芽の部分で、まだ生長していない若いタケを指します。
対してきのこは菌類が形成する大型な子実体に与えられた一般的な用語です。
各種の植物等に寄生しながら菌糸の集合体となるものを言います。
きのこの語源は?
ここで少しテーマから外れますが、“豆知識”として紹介します。
きのこは木の子の意味です。
きのこが森林の生物で木の上や下に自生するものが多いことから昔の日本人の知恵が名付けたと言われています。
国土の大部分が森林でおおわれ自然と密着した生活を送った古代日本民族がきのこに親しみを持ちいろんな呼び名を与えました。
いちばん古い言葉は、「たけ」です。
たける・たけだけしい・身の丈などと通じるものがあり、おそらく生長の早いことに関連があるのではと言われています。
現在でもきのこを“たけ”と呼ぶ地方は多く、又きのこの和名を「-タケ」と言います。
まとめ
以上、今回はタケノコとメンマの違いについて考察するとともにタケノコときのことの違いについてご紹介させていただきました。
一方で“きのこ”と“タケノコ”の共通する言の葉、「のこ」、そしてきのこを「―たけ」と呼ぶ言葉。
なんだか親しみやなつかしさを覚えてしまいますよね。
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