料理において野菜はまるごと使われることは少なく、ほとんどがカットされた状態で使われます。

あらゆる料理に使われるにんじんは、その切り方一つとっても数種類。

適当に切っても食べるのに差し支えはありませんが、できれば作る料理にふさわしい形に切りたいものです。

にんじんの千切りと薄切りの違い、それぞれのカット方法をレクチャーします。

にんじん 千切り 薄切り 違い 方法

千切りとは?用途は?

食材を細長く切ることです。

食材の長さや厚みに応じて複数の呼称がありますが、それらを総じて千切りと呼びます。

にんじんの千切りの場合、長さ5センチ、幅1ミリを目安にカットします。

細くて食べやすいので、用途としてはサラダや和え物に適しています。

ちなみに幅3ミリでカットすることを細切りと呼びます。

千切りと似ていますが全くの別物で、こちらは歯ごたえを持たせることができるので、炒め物やきんぴら作りに向いています。

ぜひ合わせて覚えておきましょう。

千切りのカット方法

千切りのカットの方法を手順を追って説明しましょう。

ここでは、頭と先を切り落とし、皮むきまで完了したにんじんと仮定します。

  1. にんじんを横に寝かせてまな板の上に置き、包丁で5センチ間隔にカットします。
  2. にんじんを立てて置き、1ミリ間隔でカットします。この時点で薄く平べったい状態になっています。
  3. 平な面を寝かせ、上下は合わせて横は少しずつずらして重ねた後、(ずらさないと不安定になって危険です)1ミリ間隔でカットしていきます。全部切り終わったら完了です。

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薄切りとは?用途は?

その名の通り、食材を薄く切ることです。

英語ではスライスと言いますね。

厚みに厳密な決まりはなく、5ミリほどでも薄切りと呼ぶことがあります。

にんじんを薄切りにする場合、厚みは1~3ミリを目安にカットします。

中華料理やしゃぶしゃぶ用の具材に向いています。

ちなみに薄切りの状態から千切りやみじん切りにすることも可能です。

 

薄切りのカット方法

続いて薄切りのカットの方法の説明です。

ここでも頭と先を切り落とし、皮むきまで完了したにんじんと仮定します。

  1. にんじんを横に寝かせてまな板の上に置き、包丁で好きな間隔にカットします。千切りと同じように5センチでも構いません。あまり長くなると次の行程が難しくなるので注意して下さい。
  2. にんじんを縦に寝かせて、左右どちらかの一辺を3ミリくらいの幅で切り落とします。こうすることでにんじんが動いてしまうのを防ぐことができます。
  3. そのまま1~3ミリの好きな間隔でカットし、全部切り終わったら完了です。

カットしておくと冷凍するのに便利

千切り、または薄切りにした状態で冷凍すれば料理をするときに解凍せずに直接フライパンや鍋に投入して使うことができるので便利です。

また、解凍をしないことでにんじんの味の劣化を最小限に抑えることができるので一石二鳥です。

まとめ

千切りも薄切りも、切り方のコツとしては包丁を入れる際に不安定にならないよう注意し、できるだけ均一にカットすることです。

千切りはサラダにするとドレッシングが染みておいしいですし、薄切りは箸で掴みやすく熱がすぐに通るのでしゃぶしゃぶにピッタリです。

ぜひ切り方を覚えて活用してみて下さいね。

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