ピーマンはそもそもどのように日本に伝わってきたのでしょうか。
ピーマンの歴史を調べるとともに、ピーマンの生産地全国2位の宮崎県の取り組みについて調べてみました。
ピーマンの歴史
ピーマンの原産地は中南米です。
15世紀の大航海時代にスペインに伝わり、その後ヨーロッパを経由して日本に伝来しました。
その時代に伝わったものは、「辛み種のトウガラシ」で、現在のトウガラシの先祖です。
江戸時代には野菜として食べなかったそうです。
現在私たちが食べているピーマンは明治初期にヨーロッパからアメリカに伝わり、品種改良して辛味のない野菜に変身したものが日本に伝わりました。
日本では当時「甘トウガラシ」と呼んでいました。
その後、フランス語のピメント(トウガラシの意)が転じて「ピーマン」と呼ばれるようになりました。
今では誰もが知っているビタミンCはピーマンから発見されました。
それほど豊富に含まれているのです。
そもそも、トウガラシが品種改良されて日本に渡ったピーマン。
日本でもさまざまな品種改良がされ、数々の品種があります。
宮崎県ブランド
ピーマンの生産、全国第2位の宮崎県。
冬季温暖、多日照という気象条件に恵まれ、促成栽培(夏の野菜を冬春に育てること)では、全国一の産地です。
宮崎県では、「グリーンザウルス」という名前で全国に出荷していて、高台地域ではハウス抑制・半緑色のものを完熟させた「赤ピーマン」も出荷しています。
果実の色が濃緑色で、肉厚でウィルスに強い「京鈴」、「京ゆたか」、「みやざきグリーン」・「みやこグリーン」などの品種を栽培しています。
まとめ
ピーマンの歴史は古く、現在では全国で食されていますね。
いろいろな品種があることがわかりましたが、そのうちでも代表的なのがパプリカです。
パプリカもピーマンと同じ甘味種のトウガラシです。
その他にも苦くないように改良されたこどもピーマンやバナナピーマンなどもあります。
トウガラシが品種改良されて日本に伝わってからさらに苦くないように改良されたこどもピーマンなど。
野菜の世界は奥深いですね。
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