野菜の収穫は朝どれが新鮮と言ったイメージが強いですが、必ずしも朝だからいいというわけではありません。
野菜によっては、朝だけではなく、夜に収穫する方がいい物もあるのです。
きゅうりの収穫は朝と夜のどちらがいいのでしょうか。
理想的な収穫は植物体の栄養状態から判断しよう
植物は太陽が出ている日中に光合成をすることによって、でんぷんなどの養分を作り出します。
朝から夕方にかけて、エネルギーを蓄える活動をするのです。
夕方から翌朝にかけて、太陽が出ていない間は、蓄えたエネルギーを使って茎葉を大きくしたり、果実に養分を蓄えたりします。
日中の間にエネルギーを蓄積させ、夜の間に消費して成長しています。
夕方は1日のうちで葉っぱに養分が最も溜まっている部分を言い、朝は1日のうちでもっとも果実に養分が溜まっているということになるので、小松菜やほうれん草、キャベツなどの葉菜類は夕方に収穫すると美味しく、トマトやキュウリなどの果菜類は朝に収穫する方が美味しいと言われています。
季節に合わせて野菜を収穫する事
野菜にはそれぞれに旬というものがあります。
夏野菜のほとんどは果菜類です。
太陽が出てくる前の早朝でなければ収穫した後にはどんどんしおれくるのです。
気温の高い時に収穫すると、鮮度がどんどん低下していくるのです。
なので、夏野菜は特に早朝でしか収穫することが出来ないと言われています。
夏に育てられた実のなる野菜は、朝に収穫することで、勝手においしくなるのです。
まとめ
きゅうりは果菜類に分類され、朝に収穫する方がより美味しい野菜に収穫することが出来ると言われています。
収穫した後もすごく大事で、鮮度をいかに保つのかというところもすごく必要になってきます。
11～翌4月くらいまでの寒い季節には、夕方に収穫し、それ以外の温かい季節には朝に収穫するといったポイントを押さえておくと良いでしょう。
いつ収穫するか、収穫した後はどのように鮮度を保つのかなど、2つのポイントがすごく大事になっていきます。
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