トマトの栽培方法やいろいろな方法があります。
水分量が多いトマトですが、水分量の割合が多い方が美味しいトマトなのでしょうか?
糖度を上げ美味しいトマトにするにはどのような割合の水分量が一番適しているのでしょうか?
水ストレス栽培の方法とは
トマトの糖度を上げる方法として水ストレス栽培があります。
水ストレス栽培は水分量を調整して育て、糖度を上げるというものです。
水ストレス栽培は、トマトが実をつけるまでは普通に栽培しますが、実をつけ始めたら必要以上に水分を上げることをせず、ストレスを与えます。
ストレスを与えられるとトマトは生きるために成長します。
そして、糖度が増すのです。
栽培の段階で水分量を調整するというのがカギとなってくる為、栽培中は雨に気を付けなければなりません。
必ず雨を避ける場所は雨除けを作ってかからないようにしましょう。
水を上げないと言っても全く上げないのではなく、トマトの葉をみて判断します。
葉っぱが少ししおれてきたら水を上げましょう。
この水分を上げるタイミングが重要です。
通常のトマトの水分量と糖度が高いトマトの割合
トマトが普通に育てられた場合、糖度は大体6くらいであり、含水率は94%ですが、水ストレス栽培で育てられた場合には、糖度が7~10まで上がりますが、含水率は93~89%と下がります。
その分トマトの糖分が上がるという事です。
野菜というのは肥料を多くあげて水を多く与えるという考えのひとが多いと思いますがあえて植物にとってとてもストレスのかかる栽培方法で美味しさを引き出す栽培方法をすることにより糖度を上げ、美味しさを引き出すのです。
トマトが元来持つ水分量は減るもののとてもジューシーに仕上がるので生で食べてもとても水分量が減ってるようには思えないくらいみずみずしいトマトに仕上がります。
トマトは絶妙なバランスで美味しさを保っている野菜
野菜や果物などの水分量の割合というのはそのほとんどが水分と言っていいでしょう。
しかも含まれる水分の割合はとても高い割合です。
トマトは通常94%ほどです。水分が多いと言われているきゅうりですら95%。
意外にも水分量が多いとされているきゅうりとあまり変わらないのです。
とても旨味を感じるトマトですが、水分はきゅうりほど高いという事です。
さらにセロリや白菜が同じくらいの水分割合となっています。
それらの野菜に比べてだいぶと旨味が強いというのは、やはり糖度が関係しています。
トマトはただ糖度が高いだけでなく、糖度、酸度、旨味などがバランスのよい比率で存在することがトマトのすごみです。
なので糖度だけ高くても酸味がないとあまりおいしく感じられないのです。
そういった意味でとても絶妙なバランスで美味しさを保っている野菜と言えるでしょう。
まとめ
トマトの栽培方法が違うと含水量も変わってきます。
そしてトマトには糖度だけではなく酸味や旨味などもとても良い比率で成り立ってこそとても美味しいトマトになっていることがわかりました。
色々な食べ方があるトマトですが、糖度や酸度のバランスの良いトマトは生で食べるととてもトマトの良さを味わえると言えるでしょう。
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