大量生産されているもやしは、なぜ売り切れるのか？
その理由を調べてきたので教え致します。
売り切れ
日本の全国のスーパーのもやしが夕方までに売り切れになる現象が起こっています。
理由1
夏以降、連続の台風によって野菜が被害にあい、野菜の価格が高騰しています。
首都圏の一部のスーパーでは、キャベツ一玉200円、レタス一玉500円、ブロッコリー400円と高い価格となります。
ほとんどの野菜は天候などで被害にあうので、野菜が高騰になるのはしばしばあります。
しかし、もやしは天気や季節の影響を受けることのない野菜なので、もやしの値段は天気や季節の影響では高騰しません。
もやしは一袋が20円から30円、特売には10円と非常に安く販売されています。
そのため、日頃から野菜の摂取をを心掛けている主婦が、高騰な野菜を避けてもやしに移行するためスーパーの野菜が売り切れる現象が起きていると言われています。
理由2
給料日前にはもやしがよく売り切れるそうです。
それは、美味しくて手に入りやすく、安く家計に優しい野菜ということで、お金のない給料日前にはたくさんの主婦が節約メニューとして購入するから。
それでだけではありません。
料理の時間の節約にももやしが人気があるからです。
理由3
人件費と原料の緑豆が高騰しているのに、小売業の度を超えた値下げ競争のため販売価格が低下しており深刻です。
それなのに、もやしの価格が適正の価格の40円までなかなか上ってくれません。
経費削減の努力も限界を超え、健全な経営ができないまま、この10年で生産者が100社以上廃業しています。
そのため生産危機に直面しており、生産が間に合わない現状です。
もやしは売り切れ！ pic.twitter.com/jCpo0yNVlU
— Chi♡ ツツマーレ茅ヶ崎事務所 (@cinnamon_chi) 2017年9月29日
まとめ
シャキシャキと美味しくて安いもやしは、節約レシピによく使われます。
そして、今は、どんなに働いても家計は苦しい時代なので、低価格のもやしは家計を助けてくれる救世主と言ってもいいでしょう。
その背景に生産者の苦し立場も考えなければなりません。
これから、もやしがスーパーからなくなっても困ります。
だから、もやしの需要と供給のバランスも大切なのがよくわかりましたね。
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