長ネギは一年中、お店で売っていますよね。
小さな畑の一角や、家庭菜園で栽培されているのも、よく見かける野菜だと思います。
栄養のある土で育てた新鮮な長ネギは、香りも味もよく、栽培の苦労に見合う美味しさや安全を堪能できます。
家で食べたり、親しい人におすそ分けする分には、それほど見た目は気にする必要がありません。
しかし、売り物にするとなると、どうでしょうか。
野菜の売り先は?
育てた野菜を買ってくれるところは、以下のところになります。
- 野菜を作っている地域のJA(農協)直売所や道の駅
地元の農家さんが野菜を売るところですが、家庭菜園規模のものでも、許可をもらえば出荷できるようです。
- JAの共同市場
全国の市場に野菜を流通させる市場であるため、大量の野菜を買ってくれるところですが規格があり、規格外の野菜は買い取ってくれません。
- 青果市場でセリにかけて売る
仲卸業者や買い取ってくれる人の判断になるので、JAの共同市場よりは、規格がガッチリしていません。
- 小売り業者さんと直接契約して売る
これも小売業者さんの判断によるので、規格はキッチリしていませんし、間に業者がいないので、手数料が発生しません。
しかし、屋外で栽培する野菜は、天候によって出来が左右されることがありますから難しい面も多々あります。
- スーパーやコンビニなどの小売店内の直売りコーナーで売ってもらう
- 市場を通さずに農作物を販売するベンチャー企業に売る
規格は、それほど厳しくないものの、安全で高品質を売りにしているところが多いので、それに見合う野菜でないと取り扱ってもらえません。
- 直接消費者に売る
買ってくれる人が確保出来ていないと、野菜の栽培以外の仕事が多くて大変です。
- 直接レストランや料理店に売る
その料理店さんのお眼鏡に叶えば買い取ってもらえますが、これもなかなか難しいです。
野菜には、これらの売り先などがありますが、多いのはJAへの出荷となるようです。
長ネギの規格を決める基準について
JAの長ネギの規格表には、農作物の大小、品位、量に対して基準表があります。
大小の基準には、長ネギの曲りが2センチ以内でA等級、3センチ以内でB等級。
茎の直径により、S~3Lサイズが決まり、草丈何センチ以上、葉の枚数は2~4枚などと決められています。
品位基準は、形状、色、光沢、病虫害や奇形がないか、土砂などの異物が混入、付着していないかなどです。
これらの基準内に入らない長ネギは規格外とされます。
味や安全面などで問題無い場合の野菜でも、形の上では規格外とされます。
規格外の長ネギ、100円で好きな位どうぞ。
て、買いにくいってw
ネギと卵でネギ丼!
美味しくいただきました!
(4〜5本使って残った写メ)お金入れる箱?に150円入れといた。 pic.twitter.com/Y4s5JCt5yr
— 齊藤金物店 (@s_kanamonoya) 2017年10月26日
まとめ
出荷の際には一定の長さに切って段ボールに詰められるそうです。
多くの緑の部分が捨てられるそうです。
もったいないですね。
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