日本のトウモロコシはどれくらいの量の輸入と輸出と生産量なのでしょうか。

色々と調べてまとめてみました。

トウモロコシ 輸入量 輸出量 推移 生産量

トウモロコシの輸入量と輸出量の推移は?

トウモロコシの輸入量の推移は、冷凍スイートコーン・その他調整製スイートコーンともに、平成24年をピークに輸入量は減少傾向にあります。

生鮮スイートコーンの輸入量は極少なくて、平成25年以降はおよそ10トン台で推移しています。

国別の平成27年の輸入量を見ると、生鮮と冷凍では5割以上は米国が占めていて、その他調整製スイートコーンではタイがおよそ6割近くを占めています。

トウモロコシの輸出量の推移は、冷凍スイートコーンの輸出量を見ると、台湾や米国への輸出が多かった平成25年が突出していますが、近年では10トン以下となっています。

その他調整スイートコーンの輸出量は、平成23年までは減少傾向でしたが、平成24年以降は増加傾向にあります。

日本のトウモロコシの生産量は?

平成26年の作付面積の上位5県は、

  1. 北海道が9250ヘクタール
  2. 千葉県が1790ヘクタール
  3. 長野県が1340ヘクタール
  4. 茨城県が1230ヘクタール
  5. 群馬県が1200ヘクタール

となっています。

平成26年の出荷量の上位5県は、

  1. 北海道が10万9200トン
  2. 千葉県が1万5500トン
  3. 茨城県が9460トン
  4. 群馬県が8530トン
  5. 山梨県が7250トン

となっています。

10アールあたりの収量は、宮崎県の1.49トンが一番多くて、次に北海道の1.24トン香川県の1.22トンと続いています。

全国平均は、1.02トンとなっています。

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作付けされている主な品種と卸売市場の価格推移は?

現在主流となっているのは、イエロー系のスーパースイート種でゴールドラッシュや味来などが多く作付けされています。

シルバー系ではピュアホワイト、バイカラー系ではゆめのコーン・甘々娘などがあって、いずれも甘味が強いのが特徴です。

  • 北海道(ゴールドラッシュ・ゆめのコーン・恵味ゴールド・ピーター235・恵味86・サニーショコラ・ピュアホワイト)
  • 千葉県(ゴールドラッシュ・味来)
  • 茨城県(味来)
  • 群馬県(ゴールドラッシュ・恵味・味来)
  • 長野県(ゴールドラッシュ・きみひめ・甘々娘・ミルフィーユ・しあわせコーン・恵味ゴールド)

平成27年の東京都中央卸売市場の価格は、1kgあたりおよそ175円~539円の幅で推移しています。

ハウス栽培ものの入荷が始まる5月から下落基調になって、入荷が極端に減少する11月から上昇基準へと転じています。

まとめ

トウモロコシの輸入や輸出や生産量など知らなかったので、調べることで勉強になりました。

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