とうもろこしを自分で育てて食べてみませんか?

自分で育てたとうもろこしの味は格別なものがあると思います。

でも、とうもろこし栽培の方法が分からない。

そこで、とうもろこしの栽培方法と病害虫について解説しますので、参考にして下さい。

とうもろこし 栽培 方法

とうもろこしの栽培方法は?

  • 種蒔きと育苗

とうもろこしの種を蒔いて発芽させて苗を育てます。

  • 土作り

日光がたっぷりと当たる場所に畝を南北に作り、しっかり施肥して深く耕します。

土壌の酸性度はph6.0~ph6.5が目安になります。

  • 追肥と土寄せ

とうもろこしは、地上部の節から枝根が発生するので、枝根からも水分を吸収出来るようにしっかりと土寄せをします。

苗が草丈およそ40cm~50cmくらいで本葉5枚~6枚になった頃に、1回目の追肥を施します。

株の先端に雄穂が見えた頃に2回目の追肥と土寄せを行います。

  • 受粉

とうもろこしの雌穂は、他の株の雄穂から飛散した花粉によって受粉して、同じ株の間では受粉し難い特徴があるため、株数が少ない場合には雄穂を切り取り雌穂のひげに擦り付けて、花粉を付ける人工授粉をしておく方が無難です。

  • 摘果

とうもろこしは1株に2本~3本の雌穂が出来ますが、実入りの良いとうもろこしを収穫するために、1株に1つの雌穂を残して摘果するようにします。

  • 鳥害対策

とうもろこしは鳥に狙われやすい作物なので、防鳥ネットなどで対策をします。

  • 倒伏を防ぐ

とうもろこしは背が高くなり、根が浅いので風で倒れやすくなるために土寄せをしたり支柱を立てて、倒伏を防ぐことが必要です。

  • 収穫

とうもろこしのひげは熟すと茶色く色づきます。

開花からおよそ20日~25日くらいに、ひげが茶色に縮れてきたら収穫適期になります。

とうもろこしが発症しやすい病気とは?

  • モザイク病

葉にモザイク状・すじ状・紡錘形・楕円形などさまざまな形の黄緑色の斑紋を生じてしまいます。

  • 倒伏細菌病

葉鞘の内側に淡褐色水浸状の不整形病斑が現れて、のちに褐色に腐敗してしまいます。

雌穂や雄穂では未熟なうちに褐色水浸状を呈して腐敗します。

  • 黒穂病

成長の盛んな各部に形成された白色の膜に包まれたこぶが、のちに破れて黒色の粉状物を噴出します。

  • ごま葉枯病

葉に品種により葉鞘・包葉・雌穂にも、周縁が褐色の淡褐色小斑点を多数形成してしまいます。

  • すす紋病

葉に初め暗緑色水浸状が現れて、のちに灰色の紡錘形の大型病斑を形成してしまいます。

などの病気をとうもろこしは発症しやすいです。

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とうもろこしにつきやすい害虫とは?

  • アブラムシ類

虫が集団で葉の汁を吸ってしまいます。

  • アワノメイガ

イモムシが子実に潜り込んで食べてしまいます。

  • アワヨトウ

イモムシが葉を食い荒らしてしまいます。

などの虫がとうもろこしにつきやすいです。

まとめ

家庭菜園でとうもろこしを栽培して収穫して、すぐとうもろこしを茹でて食べれるなんて最高だと思います。

是非美味しいとうもろこしを味わって下さい。

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