トウモロコシは丸ごと全部さまざまな物に利用されているのをご存知でしょうか？
トウモロコシをどのような物に利用されているのかまとめてみました。
トウモロコシの茎の利用方法は？
トウモロコシは粒の部分だけではなく、茎・葉軸・皮までトウモロコシ丸ごと栄養豊富な作物です。
茎と葉の部分は、畑の栄養になる窒素分が多く含まれている上に、土の中での分解が早い性質で畑の栄養バランスを整えて、地力を蓄える緑肥になります。
出来るだけ細かく切って畑にばら撒いて乾燥させて、乾燥したら梳き込むようにしましょう。
トウモロコシを食べる以外の用途は？
トウモロコシの品種でデントコーンやフリントコーンは、養鶏や家畜用飼料として消費されています。
トウモロコシは高純度のデンプンを効率よく抽出することができるために、工業用にもよく使われトウモロコシのデンプンから、紙や糊を作ることが出来ます。
発酵させると、糖やエタノールなどのアルコールとして使用できます。
ポリ乳酸と呼ばれる生分解性プラスチックは、トウモロコシを原料として製造され、通常のプラスチックと比べて石油資源の節約につながると考えられています。
ポリ乳酸には微生物などのより二酸化炭素と水に分解される、生分解性プラスチックとしての効果に期待できるとされています。
トウモロコシをバイオエタノールと呼ばれる燃料として利用する試みも始まっていて、石油資源のように枯渇しない持続可能な新エネルギーとして注目を浴びているそうです。
バイオエタノールはバイオマスエタノールとも呼ばれています。
トウモロコシの食用としての用途は？
- トウモロコシをコーンフラワーなどの製粉にして使用されています。
- バーボンウイスキーなどトウモロコシを原料として使用されています。
- トウモロコシを焙煎して作られるお茶として使用されています。
- トウモロコシの胚芽には油分が含まれているので、その油分を抽出して作られるコーン油また、マーガリンの材料として使用されています。
- トウモロコシのひげは生薬としての働きがあり、ひげを乾燥させたものは南蛮毛と呼ばれていて、漢方薬として使用されています。
まとめ
トウモロコシの茎が肥料になるのは知りませんでした。
今まで捨てていたので、これからは家庭菜園をやる時に堆肥として使ってみようと思いました。
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