植物は、雌花と雄花があって初めて実がなります。
トマトやナスなどの果菜類は一つの花の中に雄しべと雌しべがあって受粉して、実がなります。
しかし、きゅうりはウリ科なので、特徴として雄花と雌花が別々に咲きます。
本当なら受粉をさせないといけないところですが、「単為結果性:たんいけっかせい」(受粉がなくても実がなる性質)という特性を持っていて、雌花が咲けば実がなることになります。
人工授粉をしてみよう
あえて人口受粉をさせるときは、雌花と雄花の区別をしっかりとしましょう。
先に雄花が咲いて、あとから雌花が咲きます。
雌花には小さな実がついているので区別ができますよ。
- 雄花を選んで根元から切り取ります。
- 雄花の花びらを全部取ってしまう。
- 雄しべが出るので、雌花の雌しべに「トントン」とつける。
- 花粉が雌しべについたらOKです。
時間帯ってあるの?
せっかく受粉するなら、一番いい時間帯にしたいですね!
花粉の状態の良い時間帯があるのです。
早朝過ぎると、花粉が少ないし、午後になると花粉の質が悪くなります。
なるべく8~10時頃までには、受粉を完了させましょう。
受粉の必要性があるときは
いっぱいきゅうりを収穫したい人には、おすすめです。
自然に任せているよりは、収穫が期待できるとおもいます。
でも、受粉したきゅうりは種が出来るので、食べた時の食感が若干悪くなります。
スーパーで買ったきゅうりも種ありと種なしに分かれていることがありますが、受粉有無しの違いだったのですね。
いざ受粉しようとしたときに雌花がみあたらなかったら?
始めのほうでも紹介しましたが、きゅうりは最初に花が咲くのはすべて雄花です。
雌花は、きゅうりの株が大きくなり、つるもよく伸びてくるとやっと咲き出します。
これは、きゅうりがなるための準備が整ったサインでもあるのでしょうね。
未熟な時に実がなってしまうと、ろくに大きくならないうちに苗ごと駄目になる危険があるからだと思われます。
自然界の法則なのでしょうね。
まとめ
きゅうりの雌花を咲かせたいときは、昔から言われていますが、つるを切ってあげるといいらしいですよ。
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