大体普通のトマトが4~5%の糖度という事なので10%のトマトというとどれぐらい甘いものなのでしょうか?
そしてそんなトマトが実際にあるのでしょうか?
糖度は甘さではない
まず、糖度というのイコール甘さというわけではないという事です。
糖度と言っていても糖度計で実際に醤油などを測ると35%近くあります。
糖度というのはその液体に溶けている可溶性固形分の事です。
糖度が高いからと言って甘くておいしいという方程式にはならないという事です。
とはいっても大体は甘くておいしいのも事実です。
ですが、糖度だけで判断するのは早いという事です。
トマトの中にフルーツトマトと書かれているトマトがあります。
フルーツトマトというからにはやはり甘さを期待して購入されると思います。
実際フルーツトマトと言われるトマトの糖度は8%以上です。
しかし、先ほども記述したように糖度がそのまま甘さではありません。
レモンも糖度が7~8%あります。
食べ方による感覚の違い
糖度が高いから甘いという事ではないという事ですが、しかしながら普通のトマトの糖度が5~6%で、フルーツトマトが8%以上、なかにはなんと10%を超えるものまでありますので、フルーツトマトは普通のトマトよりも甘いと言えるかもしれません。
ちなみに日本人はトマトをそのままサラダで食べたりすることが多い人種です。
他の国ではそのままでも食べますが、加熱処理を行うのが通常で、トマトの甘味をそれほど重視しないのです。
日本だけが甘味を重要視しているといってもいいでしょう。
トマトのおいしさは糖度だけではなく、トマト独特の酸味であったり青臭さだったりします。
ストレスがトマトの糖度をあげる
フルーツトマトのようにとても甘いトマトはどのように育てられているのでしょうか?
一番はトマトの水分量をきちんと管理することです。
トマトにはストレス栽培というものもあります。
これはトマトに限らずですが、ストレスを与えて栽培する方法なのです。
「ストレス」というと人間社会的にはあまりいいイメージではないと思いますが、普通栽培をしていると水を与えなければと思うと思いますが、出来るだけ水を与えないと甘くておいしいものが出来るというものです。
あまり実が付いた時点で水やりを控えるととても糖度が上がるという事です。
他にもストレス以外に、脇芽をきちんと摘んでいたり、光合成をさせて収穫を朝一にすると糖度が上がると言われています。
ご自宅でトマト栽培をする場合、水と太陽光に注意し育てるととても甘いトマトが出来るかもしれません。
まとめ
糖度=甘いということではないにしろやはり糖度が高いとうまみがあるという事がわかりました。
トマトのおいしさは糖度だけではなく酸味も重要ですが、糖度が高いトマトを育ててみるのもいいでしょう。
なかなか10%以上の糖度というのは難しいですが、挑戦してみてはいかがでしょう?
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