長ネギには血液をさらさら効果が期待できると言われています。
確かに長ネギは栄養が良さそうな食材のイメージはあります。
ではどのような成分が血液さらさら効果をもたらしてくれるのでしょうか?
長ネギに隠された秘密に迫ります。
長ネギで血液さらさら
血液ドロドロというのは血小板や赤血球、白血球の質量に異常が起こってしまい、血液が流れにくくなっている状態のことを言うそうです。
そんな血液状態に長ネギはどのような形で力を発揮するのでしょうか。
栄養成分などから見てみましょう。
長ネギの成分アリシンがポイント
長ネギに血液さらさら効果が期待されているのはアリシンが含まれているからです。
アリシンはネギ科の植物に多く含まれる成分で、強烈なにおいがあります。
また、新鮮なほど独特な臭いを発しているそうです。
このアリシンは加熱することによって力を発揮します。
抗血栓効果やコレステロール抑制効果が期待されている成分にアホエンというものがあります。
これはアリシンを加熱することによって生成される物質のようです。
このアホエンが血液さらさらや動脈硬化予防として期待されているのです。
つまり、長ネギに含まれるアリシンが加熱することで別の物質に変化し血液さらさら効果を期待できるということになります。
アリシンはビタミンB1と摂ると相乗効果あり
このアリシンはビタミンB1と相性が良く一緒に摂ることで様々な予防効果があると言われています。
アリシンは変幻自在のようです。
加熱以外にもビタミンB1と一緒に摂るとアリチアミンという成分になります。
アリチアミンは糖質をエネルギーに変える働きがあるそうです。
そのため、ビタミンB1の消化吸収を促進させて疲労回復を持続させると言われています。
さらに体内のビタミンB6と結合するとインスリン分泌を助けるので糖尿病予防としても効果が期待されているみたいです。
アリシンを効果的に摂る方法
実は、アリシンはもともと存在している成分ではありません。
長ネギを刻んだり傷つけたりするとアリインという成分がアリナーゼという酵素と反応して発生する物質のようです。
そして、このアリインには元々においはなく、刻んだ際に空気や酵素に触れてアリシンに変わった時に独特の臭いが発生すると言われています。
そのため、調理する際には潰したり刻んだりすると良いそうです。
また、油で調理するとアリシンの成分が逃げないので良いようです。
炒め物には適しています。
また、煮物で使う前も油でさっと炒めてから使うと加熱に弱いアリシンの成分をなるべく逃さないようにできるみたいです。
まとめ
長ネギ自体には血液さらさら成分が含まれているというわけではなく、調理することによって成分が変化し血液さらさら効果が期待できるようですね。
長ネギは和食のアクセントとして生で食べる場合もあります。
栄養バランスを考える場合にはよく刻んだり潰したりして利用すると良さそうですね。
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