ぶどうの皮にはよく白い粉が付いていますよね。
あれと同じものがきゅうりにも付いていたって知ってしましたか？
あれはブルームといって美味しい証拠。
最近のスーパーではあまり見かけなくなってしまいましたが、もし白い粉のついたきゅうりを見つけたら、ぜひ買ってみてください。
ブルームとは？
ブルームは新鮮な、熟した果実が出す天然物質で、きゅうりやぶどうのほか、リンゴ、スモモ、ブルーベリー、スイカなどの果物でよく見かけます。
果実の水分が蒸発しないようにガードする役目、それから病気などから果実を守る役目を持っていて、その果実がみずみずしく新鮮である証です。
食べても問題ない
よくカビや農薬と間違えられますが、ブルームは果実自体が出す天然物質なので、食べても自体には無害です。
ですが、見栄えが悪く、農薬がついているように見られてしまうため、最近ではブルームの付かない品種のきゅうり「ブルームレスきゅうり」が主流となってしまいました。
見直されるブルーム
現在、スーパーなどに出回っているきゅうりはブルームレスのものが主流ですが、最近ではブルームの重要性が見直されてきているようです。
ブルームが付くということは新鮮な証拠。
水分が蒸発していないためみずみずしく、食感もパリッとしています。
逆にブルームレスだと水分がすぐに蒸発してしまうため、自然と皮が分厚くなり、中は柔らかく歯ごたえがなくなりやすいというデメリットがあります。
イボつききゅうりも
もう一つ、新鮮なきゅうりの見分け方として、イボがついたものが挙げられます。
こちらも見栄えなどの問題からイボなしきゅうりが出回るようになってしまいましたが、本来はイボが立っていて、触ると痛いぐらいのほうが新鮮で美味しいと言われています。
八百屋さんなどできゅうりを買う際は、ぜひプルームが付いているかどうかと、イボがチクチクしているかどうかに着眼して選んでみてください。
トゲトゲいたーいくらいなきゅうり
んまそー pic.twitter.com/d35xHOfiTl
— 蜜葡@まったり (@Mithuho_m) 2017年6月25日
まとめ
きゅうりの皮についている細かい白い粉は、ブルームといって熟していて新鮮な果実の証拠です。
きゅうりの場合はブルームと、あとはトゲトゲのイボが付いているものが新鮮という証ですが、どちらも見栄えなどの問題で、一般的に流通するものはプルームレス、イボなしのものが多くなってしまいました。
今度スーパーや八百屋さんできゅうりを買う際には、ぜひ今回ご紹介したことを思い出してみてくださいね。
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