せっかく大切に育ててきたインゲン。
ある朝様子をのぞいてみると、なんと葉に斑点が!
何かの病気なのか?
今後の成長に影響があるのか?
不安になりますよね。
今回はインゲンの葉に斑点ができた原因と、これからとるべき対策について調べてみました。
葉の斑点の原因
インゲンの葉に斑点ができた場合は、主に3つの病気が考えられます。
ウィルス病、さび病、炭そ病です。
まずどのような斑点なのか葉をよくみてみましょう。
ウィルス病(インゲンマメモザイク病)
ウィルス病は何種類かあるようなのですが、特にかかりやすいのがインゲンマメモザイク病といわれています。
葉の模様が濃い緑色の葉脈が走っているような色に変わったり、葉全体が緑色のモザイクがかかっているようになります。
また葉に水ぶくれのようなものができたりもします。
成長初期にこの病気にかかると、株がちりめん状に萎縮するといわれています。
原因
ウィルス病の原因の一つは、アカクローバーなどの雑草が伝染源といわれています。
またウィルスはアブラムシなどにより蔓延するそうです。
アブラムシは高温で乾燥しているとでやすいそうなので、アブラムシ除去の対策をとりましょう。
またウィルスにより変化してしまった株は早いうちにぬきとってしまったほうがよいようです。
植える際は、伝染源となる雑草の近くはさけるようにしたほうがよいとされています。
さび病
葉や茎に淡褐色で盛り上がった小さな斑点がでてきます。
その後は葉が破れたり赤褐色のさびのような色の粉末が飛ぶようになり病気が広がってしまうといわれています。
原因
この病原菌はカビの一種で植物間を行き来するとされています。
秋や春に雨が多い多湿のときに特に発生しやすく、冬の間は別の植物に寄生し、また春になったら戻ってくることもあるといわれています。
炭そ病
発芽したばかりの子葉に黒色の斑点ができます。
葉に黒色の斑点ができ、萎縮したり奇形となり、枯れてしまうといわれています。
さやにも斑点ができることがあり、茶色っぽい粘着質の胞子の塊ができることもあります。
原因
主に種子伝染が原因といわれています。
この病気にかかると、雨風で胞子が飛ばされ病気が広がってしまうそうです。
葉や枝がこみあって風通しが悪かったり、梅雨や長雨などで多湿の際に病気になりやすいといわれています。
対策
いずれの場合も株や葉の風通しや水はけをよくし多湿にならないようにしましょう。
炭そ病の場合など、水遣りはなるべく根元にやるようにした方がよいといわれています。
また草取りも行うようにしましょう。
病気にかかった葉などを発見したら、すぐにつみとり処分するようにしましょう。
また、アブラムシにより病気が蔓延することもありますので、見つけたらすぐ処分するか早めに駆除の薬を使うとよいとされています。
まとめ
今回はインゲンの葉にできる斑点について調べてみました。
梅雨や長雨の時期に特に発生することが多いようです。
雨の時は水遣りをしなくて楽なような気もしますが、そのような日が続いた後こそ、よく様子を見てあげるようにしましょう。
万一病気にかかってしまった際は、初期の段階で病気の葉や株を取り除くことで残った株を守ってあげましょう。
おいしいインゲンの収穫ができるようによく目を配ってあげてくださいね。
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