きゅうりは、夏を代表するジューシーでおいしい夏野菜。

きゅうりは、ウリ科に属しています。

トマトやナスなどのナス科の果菜類は一つの花に雄しべと雌しべがあり、しかし、きゅうりの花は雄花と雌花が別々の場所に咲きます。

ウリ科のカボチャやスイカと違い、きゅうりは受粉しなくても実が大きくなる性質を持っている品種(単為結果性)が多いのですが、きゅうりの受粉も気になりますね。

きゅうり 受粉 方法

きゅうりの受粉方法

きゅうりに人工授粉をする場合は、まず先に雄花を根元から切ります。

雄しべの花を全部取ってから、雌花にある雌しべにトントンとつけます。

花粉が雌しべについたら完了です。

きゅうりは単為結果性のため人工授粉をしなくても実が付きますが、人工授粉をした方が実のなる個数が増えたり発育のいい実がなったりすると言う説もありますので、人工授粉も悪くはありません。

雄花と雌花の見分け方

きゅうりは、5月から7月にかけて花を咲かせます。

1本の株に両方の花が咲きますが、まず先に雄花が咲き次に雌花が咲きます。

最初は雄花ばかりが咲いて、雌花が咲かないと心配するかもしれませんが、ちゃんと雌花も咲きますので大丈夫です。

つるの先端を少しカットしてあげると、雄花ばかりででなく雌花も咲いてくるようになります。

雌花には小さな実の赤ちゃんが付いているので、すぐ見分けがつくと思います。

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人工授粉する時間帯

人工授粉する時間帯は、午前中の早い時間が良いと言われています。

午後になると花粉の質が低下するので、朝8時から10時ぐらいまでに済ませると良いでしょう。

また、朝早すぎると花粉が少ないので早すぎないように気をつけましょう。

まとめ

夏野菜のジューシーでおいしいきゅうりは年から年中食べたい、食べやすい野菜です。

きゅうりは、家庭菜園、ベランダ菜園で初心者にも人気があります。

それが家で簡単に栽培できたら、収穫の楽しさもあじわえていいですね。

きゅうりは、受粉しなくても実が付く野菜なので栽培しやすいですが、きゅうりの実の成長や出来が悪い時にきゅうりの人工授粉を知っていると、とても役に立ちます。

もし気になる方は、一度、試すのもいいと思います。

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