いんげんは栄養バランスが良く様々な効果が期待されるとして注目を浴びている野菜です。
では、どのような栄養素を含んでいるのでしょうか。
また、その具体的な働きについて見てみましょう。
いんげんの栄養と効果について
いんげんは栄養が豊富と良く聞きますが、その分カロリーも高いのではと思われがちです。
しかし、さやいんげんで150gでたったの35kcalとカロリーが非常に低いにもかかわらず食物繊維やビタミンB群などが豊富です。
では、いんげんに含まれる代表的な成分とどのような効果があるのかご紹介します。
9種の必須アミノ酸が摂れる
人間が生きていく上で必要とされている必須アミノ酸は、人間の体内では合成できないと言われています。
しかし、いんげんはその人間に不可欠な必須アミノ酸9種(リジン(リシン)、トリプトファン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トレオニン メチオニン、ヒスチジン)が摂取できるのです。
これらの必須アミノ酸には疲労回復や筋肉増強、肝機能やヘルペス、慢性関節リウマチ予防や改善に有効なもの、脊髄痙縮を改善するのに有効なもの、精神機能を安定に保つものなど様々な効果が期待されると言われています。
女性には特にうれしい月経前の不快な気分を落ち着かせたりダイエット効果があったりもします。
美容に最適
食物繊維が豊富です。
腸内の善玉菌増加に働きかけ腸内環境が整いますので、お肌のケアにも良いと言われています。
さらに、いんげんに含まれるビタミンB2には新陳代謝を促進しお肌を若々しく保つ効果が期待されています。
高血圧予防や改善に良い
カリウムも多く含まれています。
高血圧の原因である塩分の排出を促してくれるカリウムには、塩分を摂りすぎになりがちな方にとっては嬉しい成分です。
また、むくみ解消にも力を発揮します。
いんげんの栄養を効率的に摂取する方法
いんげんの場合、オーブンや鉄板で火をじっくりと入れると抗酸化物質の量が増えます。
また、いんげんに含まれるビタミンB1、B2、Cは水溶性のビタミンで、水で洗っただけでも栄養分が流れ出しますので、調理直前にさっと水洗いするようにしましょう。
炒めたりした際に汁を一緒に摂取すると効率よく栄養素を摂取することができると言われています。
「義母・今日の名もなき炒め物」いんげん、にんじん。 pic.twitter.com/JRAQkXwpSA
— hara yasutaka (@haradon) 2016年5月18日
まとめ
いんげん豆やさやいんげんは基本的には同じような成分です。
ですが、特にサヤごと食べるさやいんげんにはいんげん豆よりもカロリー低めで成分は多く含まれています。
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