スーパーに並んでるアスパラガス、形もよくとても綺麗ですよね。
見た目や、形が悪いものも中にはあるでしょう。
しかし、形が悪いというだけで味に問題がなくてもはじかれてしまうのです。
形よく、綺麗に作るためには農薬が欠かせません。
収穫されるまでに、農薬はどのくらい使われるのでしょうか?
アスパラガスの農薬の使用回数(カウント)について調べてみました。
アスパラガスの栽培
アスパラガスは春に植付をして育つまでに2年かかります。
収穫できるのは3年目の春からです。
多年生の植物ですので、その後は毎年収穫できます。
病気や害虫に比較的強いとされていますから、植付から順調に育てば10年くらいは収穫できるそうです。
春に1度、夏秋に1度収穫し、冬は枯れた地上部の茎葉を刈り取ります。
家庭菜園であれば無農薬は可能ですが、販売するとなれば農薬は必須です。
アスパラガスの病気
アスパラガス栽培で発生する代表的な病気
- 茎枯病:茎にしみのようなものができ、枯れる
- 斑点病:赤い斑点が全体に現れる
- 乾斑病:赤い斑点が広がり、葉を枯らす
- 疫病:土の中や根元に広がり、根が腐る
全てカビの一種だそうです。
温度が高い、湿度が高い、雨が続くなどの条件下で発病します。
早期発見し、農薬を全体にまんべんなく散布します。
土壌に病原がある場合があるので、収穫後に土壌にも農薬を散布するようです。
この他に害虫駆除に対しても農薬が使われます。
アスパラガスの害虫
アスパラガスにつく代表的な害虫
- ジュウシホシクビナガハムシ:テントウムシに似た色合いの虫、葉先をかじる
- ヨトウムシ類:茶色い芋虫のような外見、葉をかじるため、成長出来なくなる
- ヨモギエダシャク:枝と見間違う外見、葉を全部食べてしまう
成虫になると農薬がくかない場合があるので、予防、早期発見が重要です。
これらを予防するために農薬を散布、発見されたときに散布しなければなりません。
外見が悪いものはスーパーに並べてはもらえないのです。
まとめ
見た目をよくするために、たくさんの農薬が使われているのですね。
販売するためには仕方のないことなのでしょうが、少し怖いですよね。
参考として、2009年に福岡県が調査したアスパラガスへの農薬使用回数は18回だそうです。
アスパラガスの残留農薬は比較的少ないとされていますが、調理する前にはよく洗って使いましょう。
スポンジや野菜洗い用の洗剤なども活用してみるといいですね。
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