おひたしなどの和食をはじめ、様々な料理に使われる野菜であるほうれん草。
今日もおいしくいただこうと、さっそく調理に取り掛かろうとすると…
ほうれん草の裏に白いつぶつぶがたくさん。
これ、意外に結構ありますね。
もしや、虫の卵ではと思うと、とたんに背筋に寒気がします。
どう調理すれば問題ないのか。
そして、その正体は何なのか。
ほうれん草の裏によくついているつぶつぶの正体と、それに対する対処法を明かします。
虫の卵だとすると?
ほうれん草の葉の裏に、白いつぶつぶが一部分にびっしり詰まっていたとします。
この場合、それはヨトウガの卵である可能性が高いです。
ヨトウガの「ヨトウ」は、「夜盗」と書き、夜に一斉に出てきて活動することからきています。
おいしいほうれん草のイメージを夜に一斉に出てきて卵を産み付けることで盗んでいくのです。
とんだ悪党ですね。
対処法
まず、ヨトウガの卵には人的な害はありません。
ただ、だからと言って、そのまま食べるのはさすがにきついですね。
その部分だけ切り取ったり、じっくりと洗って落としたり、その後でじっくりと過熱して完璧に駆除したりします。
自分が虫の痕跡を完全に抜き去って、安心して食べられるようにできるのなら何も問題はありません。
実はアクだった?
白いつぶつぶがびっしり詰まっていたとしたら虫の卵ですが、中にはそうでないパターンもあります。
ほうれん草の裏に白いつぶつぶがまとまらず点在している場合もあるでしょう。
実はその場合、虫の卵ではないと考えられます。
厳密に言うとシュウ酸カリウムという物質であり、簡単に言えばアクです。
対処法
シュウ酸カリウムには人的な害があり、体質によっては内臓に影響がある場合もあるそうです。
ただ、十分に茹でて熱すれば害はなくなります。
ほうれん草は、普通は調理する際十分に茹でますよね。
それをそのまま普段通りやっていれば、何の問題もありません。
普段通り調理すれば、安心して食べられるので大丈夫です。
まとめ
ほうれん草の裏のまるで虫の卵みたいな白いつぶつぶの正体がわかり、常識の範囲内で普段通り調理すれば害はないことが分かり、一安心です。
ただ、何もわからないでいきなりそれを見て虫の卵だと思ってしまうと、楽しい料理の雰囲気が一気に冷めてしまいますね。
普段からネットなどでいろいろな知識をつけておいて、いざというときにもこうだと安心できるようになりたいですね。
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