ほうれん草は、茹でてから水で洗い絞るのが一般的な料理法ですが、絞った時になぜか不気味な泡が出てきます。
これは、体に良いものかどうか心配になります。
その泡の正体とは何でしょうか。
そして、体には大丈夫なのでしょうか。
泡の正体
ほうれん草を茹でるときに、加熱によってほうれん草の細胞膜が壊されると言われています。
そして、ほうれん草の細胞には空気が入っているそうです。
細胞膜が壊されたため、細胞内の空気はとどまるところがありません。
なので、絞るときに細胞内の空気が細胞液とからんで出てきて泡になるそうです。
これが泡の正体だと言われています。
害はないのか
泡自体は体に害はないそうです。
ただ、泡には細胞液が含まるそうです。
この細胞液はほうれん草の香りや風味を損なう原因となると言われています。
なので、なるべく泡が出ないようにしたいものです。
効果的な調理法
泡を出さないようにするには、ほうれん草の細胞膜を壊さないようにすればいいわけです。
そのためには、ほうれん草を茹でる際に注意すればいいのです。
ほうれん草を茹でるのは、ほうれん草についているシュウ酸、つまりアクを取り除くためだそうです。
アクを取り除く際のには、あまり長い時間茹でる必要はないそうです。
20秒から30秒軽く振るいながら茹で、冷水につけ、キッチンペーパーで軽く水けをとり、食べる長さに切って、そこから手で軽く絞る程度で大丈夫です。
これでそんなに泡は出ないでしょう。
注意する点
お湯は沸騰させなくて大丈夫だそうです。
茹でる際には、沸騰させず、長く茹ですぎないことです。
低温で茹でたほうがおいしいとの説もあります。
また、根の部分からお湯に入れ、少したってから葉の部分を入れるのがコツです。
また、絞る際にきつく絞りすぎないことです。
キッチンペーパーなどで軽く自然に水けをとることが重要です。
まとめ
ほうれん草のアクはあまり体に良くないので、アクを除くために入念に茹でておく必要があるのかと思ってしまいますが、そんなに入念に茹でる必要はなく、かえって茹ですぎることで不気味な泡が出てしまって、香りや風味に影響するんですね。
調理の仕方を変えるだけで、泡もなくなり、よりおいしくなるということです。
是非次に作るときに試してみたいですね。
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