冬野菜のほうれん草は、おひたしに、ベーコン炒めにと、副菜として大活躍してくれる美味しい野菜です。

スーパーでほうれん草を手に取ったとき、葉が白っぽく変色しているように見えたことはありますか?

これはほうれん草の病気なのでしょうか。

実は、全く逆で、葉が白っぽく変色しているほうが美味しいほうれん草だと言われています。

ほうれん草 葉 変色

美味しいほうれん草の葉は淡い緑色

葉に白っぽい膜が張っているように見えるのは、「クチクラ層」といって、ほうれん草の葉の表皮を紫外線や、乾燥から守ってくれているのです。

鮮やかな緑色をしているほうれん草も、白い膜が張っていることで淡い色に見えるのです。

ちなみに、葉脈は左右対称のものを選ぶのが良いでしょう。

冷蔵庫の中で変色してしまった場合

せっかく美味しいほうれん草を買ってきても、日がたつと黄色く枯れてきてしまいます。

葉物野菜は傷みやすいので早めに使い切るのがコツです。

傷み始めるのはまず葉からで、最初に葉先が黄色や茶色に変色してきます。

続いて茎が変色していきます。

この段階ではまだ腐っていませんので、枯れた部分を取り除けば食べることはできると言われています。

しかし、できることなら変色しないうちになるべく早く使い切るようにしましょう。

また、常温で保存するとすぐにしなびてしまうので、冷蔵庫で保存しましょう。

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家庭菜園で黄色くなってしまう場合

ほうれん草の葉が黄色になっていたら、枯れています。

家庭菜園で育てていたのに、うまくいかず、黄色くなってしまったという場合、ほうれん草は酸性の土に弱いので、肥料などを加えてアルカリ性寄りにしてあげないと、根が傷んで葉が黄色くなってしまうのです。

ほうれん草が良く育つのは中性~弱アルカリ性の土(pH7~8)ですので、石灰を追肥してあげると良いと言われています。

葉が黄色くなってしまってからでは遅いので、種まきの2週間前から土に石灰を混ぜておいて育て始めるのが良いとされています。

モザイク状の模様ができているのは病気

アブラムシに運ばれるウイルスが原因で病気になることもあります。

これをモザイク病といい、葉がモザイク状の模様に変色して濃淡のある黄色や緑色に変色するのが特徴です。

まとめ

黄色や茶色、斑点、モザイク状などに変色したものではなく、淡い緑色の葉の色が美味しく安全なほうれん草といわれています。

また、ほうれん草は酸性土に弱いため、家庭菜園で栽培される方は、アルカリ性にする石灰の肥料を追肥するなど対策をきちんとしてから育て始めると、大きくなってから葉の色のトラブルに遭わずに済むでしょう。

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