玉ねぎは秋に種をまいたり、苗を植えたりして年内に収穫ができるほど成長が早い作物です。
家庭菜園などでも比較的簡単に育てることができますが、おいしく育てて食べるまでにはやはりいくつか工夫が必要となってくると思います。
そこで今回は玉ねぎの栽培と保存について中心に記事を書いていきたいと思います。
栽培方法について
玉ねぎは発芽してからは10~15℃くらいの涼しい温度でも安定して育ちますが、発芽するまではそれなりに温かくしなければなりません。
発芽に適した温度は15℃~20℃と言われています。
発芽するまでは水分がそれなりに必要なので、植えている土が乾かない程度に水を与えましょう。
家庭菜園など小さい規模であれば発泡スチロールや新聞紙などで囲んで日当たりのよい場所で大丈夫ですが、農家などでは根付くまで十分に水やりを行い、土をマルチのビニールで覆い、保温している場面が見受けられます。
玉ねぎが根付いてからは土が常に湿っている状態は避けたほうがよさそうです。
但し乾燥がひどいようならばきちんと水やりを行いましょう。
プランターなど土の量が少ない時は畑よりも頻繁に与え、乾燥してきたらプランターの底から水が流れ出てくる程度にあげるようにしましょう。
保存方法について
玉ねぎなどは水分が多いので湿度が高いとすぐに悪くなってしまいます。
できれば冷蔵庫などの風通しの悪い場所ではなく、冷暗な場所で風通しの良いところに常温保存するようにしましょう。
半分や4分の1などに切ったものを保存したいときはラップなどで切り口を覆い、切り口が乾燥しないような策を講じましょう。
冷凍保存するときはそのままにしておくと離水と言われる現象が風味を大きく損なうので、できれば使う用途に切り分けてから保存するほうがよいそうです。
その方が調理の時に手間が省けてよいかもしれませんね。
まとめ
玉ねぎの栽培や水やりには案外気を付けることが沢山ありますね。
おいしく食べるためには手間と工夫が必要であることがこれらの工程を見るだけでもうかがえますね。
自分で育てたり、調理するときにはこういった手間暇がかかっていることを考えると気持ち的にももっとおいしくいただけるかもしれませんね。
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