野菜を育てるときに普通に必要だと思われていた農薬や化学合成肥。
これらを使わず自然な形のまま野菜を育てる方法に自然農法があります。
玉ねぎは自然農法が可能です。
自然農法での玉ねぎの植え方についてご紹介します。
自然農法とは
自然農法とは、田畑を耕さず、除草もせず、肥料を与えず、農薬を一切使用しないで野菜を育てる農法のことを言います。
肥料を与えないので、肥料を与えない農法である有機農法とも異なります。
種まきや植え付けをする2年以上前から土づくりをおこなった土壌で育てられた野菜であれば有機農法で育てられた野菜ということができます。
自然農法の場合は、本当に全く何もしないので、自然の状態で野菜を育てます。
ただし、自然農法といっても、除草をする人もいますので定義がはっきりしているわけではありません。
なぜ自然農法を選ぶのか
なぜ自然農法をおこないたい人がいるのでしょうか。
それはもちろん安心安全に野菜を食べたいからです。
化学肥料も使わず、自然の森と同じ状態の土壌で野菜を育てるため、できた野菜の味はすっきりした甘みのある味になります。
また化学物質を使わないため、アレルギーがある人でも食べることができ、発がん性などの心配をする必要がないと言われています。
そんな理想的な野菜を求めて、自然農法はおこなわれます。
自然農法での玉ねぎの植え方
玉ねぎを家庭菜園で育てるにはプランターを用意する人が多いでしょう。
しかし自然のままで玉ねぎを植えることもできます。
どのように植えればよいのでしょうか。
玉ねぎの植え方
玉ねぎを植える場所を決めたら、その場所の表面を鎌で綺麗にしてください。
そして苗を植えるための穴あけに使う穴あけ機で、苗を植えるための穴を開けていきます。
玉ねぎの根は短めに切りそろえてしまいましょう。
そしてその穴に苗を入れていきます。
穴あけ機がなければスコップでも構いません。
細長い穴を掘って、そこに植えるようにしてください。
穴を開ける時は12㎝間隔で開けるようにし、同じ太さの苗を植えていくようにしましょう。
注意点
玉ねぎの苗は細いので、雑草が生えてくるとどこに苗を植えたか分からないくらいに紛れてしまいます。
雑草を刈ろうにもどれがどれだか判断がつかずに間違って刈ってしまうこともあります。
そのため、雑草マルチは厚めのものを用意しましょう。
玉ねぎを種から育てるのは難易度が高いので、掘りたての新鮮な苗を手に入れるようにしてください。
まとめ
自然農法は除草をしなくても良かったり肥料を与えなかったりと、やらなくて良い作業があるため楽に見えるかもしれませんが、その分野菜が雑草に負けてしまうというような悪い点もあります。
植えた後のお手入れを十分にしてあげる必要があります。
もし最初に失敗しても、リベンジ玉ねぎとして植えなおして、美味しい玉ねぎを栽培しましょう。
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