梅雨入り前になると、たわわに実った梅の実を目にすることがありますね。
梅ジャムにしたり、梅干しにしたり、梅酒にしたりなど、いろんな利用法が考えられます。
誰でも手軽にできるのは梅酒ですが、漬け込んだ梅の実を取り出す時期はいつがいいのでしょう。
梅酒の梅を取り出すタイミングは?
古く漬け込んだ方が美味しい、ある程度で取り出した方がいいなど、いろんな意見があると思います。
なかなか素人が判断することは難しいので、大手の梅酒メーカーさんに助けを求めます。
それによると、梅の実を取り出すのは1年経った頃がいいそうです。
なぜなら梅酒を漬けてから1年ほどで梅に含まれている成分は、ほぼ溶けだしているからです。
そのため長ければ長く漬けておけば美味しくいただけるわけではないようです。
もしも梅の実がつぶれてしまうと梅酒が濁ったり、変な雑味が加わったりするおそれがあります。
ですから、ある程度のところで梅の実を取り出す必要があるのです。
ちなみに、梅酒は年を重ねるごとに色が変わっていくそうです。
琥珀色から茶色、そして最後には黒っぽい色へと変化していくそうです。
どんなところで梅酒を保存すればいいの?
地下収納や階段下のスペースなどの冷暗所で保管すれば、なんと数十年もの長きにわたって保存できるそうです。
もちろん、梅酒を作る段階で気を付けなければならないこともあります。
まず、ビンをしっかりと消毒し、乾燥させてから使用することです。
雑菌が入ってしまえば、それだけ早く劣化することにつながってしますからです。
次に、梅の実を水洗いした後は、水気をきれいに取ることです。
少しでも水気が残っていると味に変化が出てしまいますし、雑菌の繁殖のおそれが出てきます。
最後に、アルコール度数の強いお酒に漬け込むようにしましょう。
最低でもアルコール度数20度以上のお酒を使ってください。
まとめ
梅酒に漬け込んだ梅の実は1年も過ぎれば取り出すようにすると、いつまでも美味しさをキープできます。
古いものになればなるほど色が変化し、最終的には黒色に近いような状態になります。
そのような状態になるまで保存しておくためには、度数の強いお酒と下準備を丁寧に行うことです。
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