玉ねぎと長ネギは、同じ葱の仲間ではありますが、それぞれに違った個性があります。
この2つの違いや、それぞれに持っている栄養素についてまとめてみました。
長ネギの栄養や効能について
関東と関西によって主流のネギの種類が変わってきます。
関東では根深葱が主流になっていて、白色と緑色の境目がはっきりとしているネギを言います。
白い部分は焼くと甘みが出ておいしく食べることが出来ます。
関西では、青ネギと呼ばれる九条ネギのような細く、緑色の範囲の広いものが主流として言われています。
うどんなどの薬味にもよく使われています。
長ネギの栄養素について
長ネギには、生姜やみょうがのように殺菌作用が期待されているので、薬味として使われることが多いです。
ネギの白い部分にはビタミンCが豊富に含まれており、緑の部分にはカロテン、カルシウム、ビタミンKなどが豊富に含まれています。
ネギの香りの成分はアリシンという成分で、豚肉などに含まれており、風邪予防に期待できるビタミンB1の吸収を助けます。
血行促進や疲労回復にもその効果が期待できると言われていますが、アリシンは時間が経つと消えてしまうので、調理の直前に切る事がおススメです。
玉ねぎの栄養や効能について
良く料理に使われている野菜の一つとして言われています。
年中見かけ、食卓にも大活躍しています。
玉ねぎは生で食べることもできますが、火を通すと甘みが出て食べやすくなります。
また、基本的にどんな料理にもぴったりな野菜です。
玉ねぎの辛みと香りの成分は硫化アリルです。
この成分は血液をサラサラにすると言われ、コレステロールの低下や高血圧、糖尿病などの様々な生活習慣病の予防に効果が期待できるそうです。
玉ねぎの効能について
玉ねぎは、ビタミンB1の吸収を助ける作用を持っているそうです。
ビタミンB1の吸収を助けることによって、疲労回復や風邪の予防にその効果が期待できます。
玉ねぎが辛いのは、硫化アリルがその成分として言われていますが、生食で食べることによって血液がサラサラになる効果が期待できます。
ビタミン類は、他の野菜に比べて少ないので、ビタミン類が豊富な野菜と一緒に食べるのもおススメです。
まとめ
長ネギと玉ねぎは似ているようでそれぞれに違った特徴を持っています。
玉ねぎは長ネギに比べて、どんな量にも万能な食材と言った特徴を持っています。
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