美味しいふきをわざわざ植えたい人もいますが、毎年春先になると庭中に生える自生ふきと格闘している方もいます。
実は、ふきの根は少しでも残っていると、そこからまた根を出し、横茎が延びてしまいます。
生命力が強いので、気がついたときには庭中にふきの地下茎が張り巡らされているなんて事態を引き起こすこともあります。
ふきの根を除去する方法
ふきの根の除去は、そう簡単にはいきません。
農薬を葉っぱに塗布して吸収させて、根っこごと除去する方法があります。
ほかの植物に農薬がかからないので、使われているようです。
ふきの葉に薬剤を塗ります。
塗ってから二週間ほどで、根こそぎ枯れます。
ただ、他の茎からまた生えてきます。
また薬剤を塗布して、生えたら繰り返す必要があります。
また地面ごと掘り返し、手作業で取り除く方法もあります。
30㎝以上掘り下げて、地下茎を取り出します。
完全に取り除かないと、すぐにまた生えてきます。
生えたらまたそこから掘り取り除きます。
どちらの方法も根絶までは容易なことではありません。
数回繰り返す必要があります。
取り除いた場所に茎が侵入できないように囲いを作りながら、庭中を掘り返して除去します。
まとめ
ふきの根には毒が含まれています。
動物は食べません。
本能で知っているのですね。
ふきの地下茎は上から農薬を散布しても葉が枯れるだけです。
地下の茎にはとどきません。
農薬を地面に染み込ませる荒療治をする場合は、他の植物への影響を調べて下さい。
同じ土壌に実のなる植物があった場合に、実は食べても問題がないか確認しましょう。
農薬によってはしばらく土壌が使えなくなる場合もあります。
せっかく生えているふきですから、食べる方法を選択してもいいと思いますが。
また近隣の庭まで延びて苦情になることもあります。
面倒でも根気よく除去するしかないようです。
カブごとに根こそぎ除去を繰り返すうちには根絶できますので、三年くらいかけるつもりで、焦らずに駆除して下さい。
新たにふきを植える場所は地下50㎝まで耕してから、バリケードを築き、地下茎が広がらないように、囲った場所を作ります。
はじめにきちんと区分けしてください。
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