春菊の栽培は家庭菜園に向いているそうなのですが、育てるコツはあるのでしょうか?
調べてみました。
春菊とは
春菊はキク科シュンギク属の野菜です。
関東以北では「シュンギク」、関西では「キクナ」と呼ばれています。
春菊の品種は「大葉種」「中葉種」「小葉種」に分かれます。
茎が立ち上がって分枝し、伸長した茎葉を順次摘み取り出荷する品種の「株立ち型」と、茎があまり伸びず株ごと抜き取り出荷する「株張り型」とがあります。
春菊は鍋やおひたし、和え物などにもよく用いられ、栄養価たっぷりのおいしい野菜となっています。
春菊の種まき
春菊は秋から冬にかけてが旬で、香りが豊かで味も良い野菜です。
暑さが苦手で冷涼な環境を望むので、春(3月中旬~5月上旬)と秋(9月上旬~10月上旬)が最適な種まきの時期となります。
気温が上昇すると害虫も付きやすく、病気になりやすいので作りやすい時期を選んで種まきするのがおすすめです。
種まきはバラ蒔き、すじ蒔きのどちらでも大丈夫です。
栽培のポイント
好光性種子で発芽に光を必要とします。
生育温度は15~20℃くらいで、耐寒性は強く露地栽培も可能ですが、霜などの被害を防ぐために冬場はビニールトンネルでの防寒などが必要になるそうです。
乾燥にも弱いので、こまめに水やりすることが必要です。
本葉が4~5枚になったら、株間6~7cmに間引きします。
株が込み合って多湿にならないようにするためです。
ここで追肥などを行うほうが良いでしょう。
追肥は暖かい季節なら収穫後の草勢を維持するために2週間に1回程度、寒い季節なら4週間に1回程度、葉の色を見ながら定期的に追肥していきましょう。
栄養不足と思われる時は液肥で対応するほうが良さそうです。
収穫のポイント
春菊には、抜き取り収穫と摘み取り収穫の2種類の収穫方法があります。
株ごと収穫する品種は本葉7~8枚、草丈20cmほどになったら根をつけたまま収穫し、後で株元を切ります。
摘み取り収穫は本葉が10枚ほどになったら、下葉を3~4枚残して上の葉を摘み取ります。
わき芽が伸びてきたら下葉を2枚ほど残して摘み取ります。
収獲はハサミを使って収穫すると良いでしょう。
まとめ
春菊の育て方のポイントについて、よくわかりました。品種によって収穫する方法も変わってくるので、その品種、その時期の育て方に応じて育てていくと美味しい春菊を収穫できそうですね。
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