ピーマンと言えば独特の苦みに特徴のある野菜ですね。
そのせいか子供の嫌いな野菜ランキングにもかならず上位にランクインしているといっても過言ではない野菜です。
しかし、この苦みがクセになる!と好んで食べる方も多いかもしれませんね。
そんなピーマンですが、まれに辛い物を発見したことがありませんか?
これが曲者で、調理すると手がヒリヒリして痛みが取れなかったりすることがあります。
今回はそんな辛いピーマンの正体と、手が痛くなったときの対処法についてご紹介したいと思います!
辛いピーマンの正体
ピーマンの英語名ってご存知でしょうか。
実はピーマンという言葉は英語ではなく、英語では「スイートペッパー」とか「グリーンペッパー」などと言うそうです。
(日本のピーマンという呼び方はフランスの「ピメント」から来ているそうですよ。)
知っている方もいるとは思いますが、ピーマンはトウガラシの仲間です。
このことから、ペッパーと呼ばれるのですね。
日本のピーマンは辛みのないピーマンがポピュラーですが、トウガラシの仲間であるため、微量ながらも辛み成分であるカプサイシンが含まれています。
野菜にも栽培の仕方によって個体差がありますから、なんらかの理由によってカプサイシンの含有量が多くなり、まれに辛いピーマンも市場に出回ってしまうこともあるそうです。
最も多い理由として予測されるのは、シシトウなどと受粉してしまい、ピーマンとシシトウのハーフが生まれてしまうこと。
違う種類のものに思われがちですが、植物的には同じものなので、近くに植えられていると交雑してしまうケースもあるそうです。
手が痛くなってしまったときは
調理する時などに手が痛くなってしまうのはピーマンに含まれるカプサイシンが原因と考えられます。
ついつい手を洗ってしまいがちですが、水によって冷やされると逆効果で、範囲が広がったり、やけどしたように痛くなってしまうので注意しましょう。
では、そうなってしまったときはどうすれば良いのでしょう。
カプサイシンは「脂溶性」の結晶のため、冷水にはほとんど溶けないそうです。
つまり油に溶けるということですから、まずは手が痛くなった場合は、サラダ油やオイルを含んだクリームなどでこすってみましょう。
また、コーヒーの粉にもカプサイシンを中和する成分が含まれているらしいので、試してみる価値はありそうです。
これらで十分手をこすったら洗い流してみましょう。
ネットではこれによって100の痛みが10に緩和された、なんて声もありますよ。
また、カプサイシンに触れないように未然に防ぐ方法もあります。
調理するときにナイロンなどの手袋をすれば予防もできるでしょう。
まとめ
以上、辛いピーマンと手が痛くなったときの対処法でした。
辛いピーマンの原因がシシトウと交配してしまうからなんてビックリですね。
ピーマンだけに限らず、ハラペーニョなどカプサイシンを含むものによって手が痛くなったときは上記の方法で痛みが緩和されるので、是非試してみてくださいね!
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