さつまいもの苗を定植する方法はいつどうやってやればいいの?
そんな疑問にお答えするべく、まとめてみました。
さつまいもの栽培
さつまいもは5月中旬から6月上旬頃に植えつけ、9月上旬から11月中旬に収穫します。
さつまいもの発芽の適温は20~30℃で、生育の適温は25~30℃となっています。
寒さに弱いので、温かくなってから植えること、霜が降りる前に収穫するようにしましょう。
さつまいもは痩せた土でもよく育つ作物です。
そのため、窒素の多い肥料には敏感で、窒素が多すぎるとツルだけが伸びてしまい、つるボケという症状を招き、さつまいもが大きく育ちません。
さつまいもの定植
さつまいもの苗は、さし苗(さし穂)といって、種ではなく、さつまいものツルを切ったような根のないものから栽培します。
このさし苗の節から根が出て育ちさつまいもができるようになります。
苗はしおれていなく、茎が太くて葉の色が良いもの、葉が5~7枚、長さが25~30cmくらい、節の数が7~8本あるものが良いでしょう。
この苗は植える前に2週間ほど水を吸収させてから植えつけるようにします。
さし苗の植え方
さつまいものさし苗の植え方には「水平植え」「船底植え」「斜め植え」などがあります。
さつまいもは茎の節から太い根が出てその一部が芋になるので2~3節以上が土中に埋まるように植えつけましょう。
「水平植え」は畝と平行に植える植えつけ方で、「船底植え」は芋が横向きにつくように土中で茎を船底のようにU字に曲げる植えつけ方で、「斜め植え」は3~4節まで畝に差し込んで斜めにするマルチ栽培で使う植えつけ方です。
さつまいもは地際に近い節に芋がたくさんつくので、収獲量が多くなる「水平植え」がおすすめです。
畝高は40cm、株間30cm間隔で、水平植えの場合は2~3節以上を土中に3~4cm埋めて植えつけましょう。
さつまいもの水やりと追肥
さつまいもはさし苗を植えつけて1週間は水やりを行い、その後の水やりはほとんど必要ないでしょう。
特にたくさんの肥料は必要ありませんが、植えつける時に土へ野菜用の肥料を与えたら、生育の悪い時以外は肥料は与えません。
もし与えるなら5月下旬から6月下旬の間に1回、カリウム成分の多い肥料を与えると良いでしょう。
まとめ
さつまいもの定植方法がわかりましたね。
一度植えてから、水やりも肥料もそこまで与えなくても良さそうなので、家庭菜園には向いていそうです。
苗の植え方にも注意して、秋には多くのさつまいもを収穫したいですね。
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