一年中手軽に手に入り、用途の広いキャベツは世界で最も消費量の多い野菜です。

もともと涼しい気候でつくる野菜で、品種改良を繰り返し、どこでもつくれるようにした野菜なんです。

種類によっては家庭でもつくることが比較的簡単なんですが、キャベツの「根こぶ病」というのが厄介で、発病すると防除対策が出来ない病気があります。

この「根こぶ病」について学んでいきたいと思います。

キャベツ 根こぶ病 原因 緑肥

根こぶ病の原因

根こぶ病とは根っこにコブが出来るアブラナ科の野菜のみに発生するカビが原因の病気です。

根こぶ病が発病すると野菜の生育が極端に悪くなります。

最終的には株全体が枯れてしまうことがあります。

病原菌のカビは土中を移動して根から侵入します。

侵入されると根にコブができ、コブの中で胞子がつくられます。

やがて根が腐り胞子が土壌中に出て、農作業に伴う土の移動や降雨などにより広がっていきます。

キャベツ栽培で注意したいのは連作被害により根こぶ病が発生しやすくなることです。

アブラナ科の野菜の連作にならないよう十分に注意する必要があります。

同じ場所に同じ野菜を栽培するとその野菜を冒す病原菌や有害線虫が多くなったり、土壌の中の養分が不足するので連作被害が起こります。

理由は同じですが、その畑に使われた「緑肥」にも注意が必要です。

「緑肥」に使われた野菜がアブラナ科の野菜の場合はキャベツの栽培には向かないので気を付けましょう。

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根こぶ病の予防対策

発病株は根ごときれいに抜いて、畑から持ち出し処分します。

発病した野菜を畑に放置したり、土に埋めたりすると病原菌が土の中に残ってしまいます。

発生した畑で使った農機具は泥を必ず洗い流しましょう。

根こぶ病は多湿かつ酸性の土壌で発生しやすいため、石灰を使うなどして土壌のphを適正な範囲(5.5~6.8)に保つことや、排水をよくすることが大切です。

根こぶ病が発病した株数が少ない時は、発病した株を抜き取ることで解決できますが、畑全体に広がってしまった場合は、薬剤を使うしか方法はありません。

まとめ

キャベツには根こぶ病の他にも気を付けるべき病気も多々ありますし、害虫の被害にもあいやすいので、管理は大変かもしれません。

しかし、とれたての新鮮なキャベツを家庭で栽培し食べるのに役に立てれば幸いです。

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