ピーマンといえば独特の苦みに特徴のある野菜ですね。
好き嫌いのわかれる野菜でもありますし、子供のころに「ピーマンは体に良いんだから、残さず食べなさい!」なんて叱られたことのある方も居ると思います。
そんなピーマンは緑黄色野菜ですし、良薬口に苦しとも言いますから、体に良いことは誰もが知っていると思います。
しかし、どんな栄養があってどんな効果があるか、詳しく知っている方は少ないかもしれません。
そこで今回は、ピーマンに含まれる栄養から体にあらわれる効能までご紹介したいと思います!
薬膳から見る効能
まずは薬膳の観点からピーマンを見てみましょう。
これによるとピーマンの味は辛く、性質は「体を温める」という分類になります。
ピーマンにはレモンの2倍とされているビタミンCをはじめ、緑黄色野菜の特徴であるβカロテン、ビタミンB1、B2、E、D、Pを含み、鉄、カルシウムといったミネラルも含んでいます。
そのため、疲労回復や美肌効果、風邪や夏バテの予防などに効果的であると言えます。
また、ピーマンにはカプサイシンが変化したもので「カプシエイト」という成分が含まれていますが、これはカプサイシンと同等の働きをします。
これによって体温が上がり、体内の脂肪を燃焼させてエネルギーに変えていくため、ダイエットにも良さそうですね。
種は栄養の宝庫!
ピーマンの種は実は食べることができるってご存知でしたか?
レシピなどに書いてある調理法では「まずワタを取って~」なんて書いてありますし、あまり食べたことのある人は少ないとおもいます。
しかし、この種には栄養がたっぷり含まれていて、捨ててしまうのは実にもったいないことなのです!
ピーマンの種やワタの部分には、あまり聞きなれない「ピラジン」と呼ばれる成分が含まれています。
このピラジンは血行促進作用があると言われていて、血をサラサラにしてくれます。
このことから、冷え症の改善や脳梗塞・心筋梗塞の予防に効果があるそうです。
またカリウムも多く含まれており、これはむくみの解消に効果があるそうですよ!
まとめ
以上、ピーマンの薬膳効果と栄養についてでした。
ピーマンにこんなに健康に良い成分が入っていたなんてビックリですし、今まで種を捨てていたことを悔やまれる方も居るかもしれませんね。
この機会にぜひピーマンをたくさん食べて、キレイに健康になっちゃいましょう!
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