キャベツを調理しようとした時、赤い小さなミミズのようなものがいて驚いたことはありませんか?
衛生的にも気になりますし、どのように対処したらいいのか分からない方もいらっしゃると思います。
この気になる虫についての情報をご紹介しましょう。
キャベツにいる赤い虫の正体は?
この赤いものはミミズの一種で、キャベツが育っていく段階で農薬が少ない場合に発生しやすいそうです。
普通のミミズより透明感があり、体長は1.5cm程度で細長くクネクネと動きます。
結論から言うと、このミミズがいたとしてもキャベツに害はなさそうですが、見た目があまり気持ちのいいものではないですよね。
とはいえ、農薬が少ないのはうれしいことですし、きれいに洗ってしまえば問題はないようです。
虫がいるのはおいしい野菜の証拠!?
ミミズがいる野菜はおいしいと言われたりしますが本当でしょうか。
ミミズがいる土壌は良質な土でできているという説もありますよね?
ミミズの働きが野菜作りにどのような影響をもたらすのでしょうか。
まず、ミミズが土の中を掘りながら進んでいくことで、畑の土が軟らかくなり、土に空気が入ることで土中の微生物が活性化される効果が期待できます。
また、土や枯葉を餌にしているので、その排泄物には畑を肥やす養分が含まれていますし、野菜作りに適さない酸性土壌の改善にも、ミミズの排泄物が役立つということです。
排泄物の働きはこれだけではなく、土をかためて塊をつくることにより、水分の保持力が高まったり根が張りやすくなったりするのです。
このように考えると、ミミズがいることがありがたいと感じてきますよね。
本格的な畑にはミミズが少ない?
畑にミミズがいることでデメリットも発生します。
それはモグラの来襲です。
モグラはミミズを餌にしますので、畑を荒らして根菜類や葉野菜の根などにダメージを与えるおそれがあります。
また、本格的な農作業を行っている畑にはミミズが少ないともいわれます。
機械でミミズごと土を耕したり、科学肥料の使用で減少していくようです。
まとめ
いずれにしても、生で食べたい野菜は丁寧に洗うのが一番大切ですね。
一説によると、芽キャベツを水で割った酢につけると赤いミミズが出てくるそうです。
体にやさしい方法を工夫して、気持ちよく生野菜を食べたいものです。
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