手頃で身近、一年中出回っている、ありふれた野菜、トマト。
ありふれた野菜でありながら、その健康に及ぼす価値は絶大。
血糖値や脂肪肝、血中中性脂肪改善の改善にまで、役に立ってくれるのです。
医食同源とは、まさにこのこと。
日々の生活にうまく取り入れ、健康改善に役立ててみませんか?
血糖値を下げるトマト
糖尿病までとは行かなくても、日頃から血糖値が高め、そんな方は多いのではないでしょうか?
過食、脂っこい食事、運動不足、肥満、ストレス、これらによっても、血糖値が上がる体をつくる要因になります。
ここで、毎日の食事にトマトを加えてみてほしいのです。
トマトには、クエン酸やアミノ酸、風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、体内に蓄積された塩分の排出を助けるカリウム、食物繊維などを豊富に、しかも、バランス良く含まれているのです。
また、非常に注目されている、リコピンという成分が豊富に含まれ、そのリコピンには、インスリンの働きを活性化させる効果があるのです。
インスリンが活発になることで、血液中のブドウ糖が分解され血糖値を下げることができるというのです。
中性脂肪を減らすトマト
2012年、京都大学の河田照雄 農学研究科教授、金英一 同研究員らの研究グループは、柴田大輔 財団法人かずさDNA研究所部長、日本デルモンテ株式会社、千葉県農林総合研究センターとの共同研究により、脂肪肝や高中性脂肪血症などの脂質代謝異常の改善に有効な新規成分13-oxo-9,11-octadecadienoic acid (13-oxo-ODA) をトマトから見出し、肥満マウスにおいて顕著な改善効果が得られることを確認しました。
トマトには脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分が含有
上記の研究によりますと、人においても同じ効果が得られるとのことです。
私たちが、トマトを上手に利用することで、おいしく、さらにダイエットの効果まで得られれば、まさに一石二鳥!トマトは加熱しても、生でも良しのお手軽な野菜です。
効果的なトマトの食べ方は、油と一緒に摂取することで、トマトの有効成分が体に吸収されやすくなるそうです。
トマトとオリーブオイル、中華風に胡麻油、変わったところでは牛乳と一緒にミキサーにかけても効果が期待できるそうです。
まとめ
イタリアには「トマトが赤くなると、医者が青くなる」という諺さえあるそうです。
頑固なイメージの脂肪肝や中性脂肪にも、やっかいな血糖値の上昇対策にまで、役に立つとは、まさに医者要らず。
トマトを頻繁にいただきましょう。
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