わさびは葉にも辛味成分があるので、栽培していても虫に食べられることなんかないだろう、と思っている方も多いかもしれませんね。
ですが、そんなことはありません。
しっかり虫に食べられてしまいます。
ここではわさびの葉を食べる虫や、駆除方法についてご紹介します。
わさびの葉を食べる虫
わさびの葉には辛味成分が含まれていて、虫の被害など受けないようなイメージがありますが、実は結構な被害を受けるのです。
どのような虫がわさびの葉に被害を与えるのでしょうか?
アオムシ
チョウの幼虫のアオムシ。
わさびの葉を食べるものでモンシロチョウやスジグロシロチョウなどがいます。
モンシロチョウはキャベツなどによく付く虫ですが、同じアブラナ科のわさびの葉も食べるのですね。
放っておくと葉っぱが無くなってしまうほど被害が出るそうです。
ハチの幼虫
カブラハバチというハチの幼虫がわさびの葉を食べるそうです。
黒くて毛のない、長さ15mmほどの芋虫です。
放っておくと葉っぱが無くなってしまうほど被害が出るそうです。
アブラムシ
モモアカアブラムシやニセダイコンアブラムシというアブラムシがわさびに付くそうです。
アブラムシの怖いところはウイルス病を媒介することがある、ということです。
厄介ですね。
わさびの葉につく虫の駆除方法は?
わさびの葉に虫が付いてしまったら、数が少ないうちはピンセットや割りばしなどでつまんで駆除することが一番有効なようです。
アブラムシなどの小さな虫は、セロテープなどを使ってペタペタとくっつけて駆除するといいようですよ。
また、アブラムシは牛乳と水を1:1で割ったものを散布すると呼吸ができなくなり駆除できるそうです。
散布後は水できれいに流してくださいね。
数が多くなってしまった場合は、やはり農薬に頼るのがいいようです。
大量の虫を駆除するのはかなり大変で、ストレスもたまると思います。
無理せず市販の薬剤も使用するのもいいと思います。
まずは虫を寄せ付けないように
家庭菜園でわさびを育てているような場合、そこまで大量に栽培しているわけではないと思うので、防虫対策として1mm以下の網目の防虫ネットをかぶせるようにするといいようです。
大元である成虫を寄せ付けないようにしましょう。
まとめ
わさびは辛味成分があるので虫の被害を受けないように思われがちですが、しっかりと虫の被害を受ける植物です。
数が少なければ一匹ずつ駆除することができますが、大量に発生してしまった場合は農薬などを使用した方がいいようです。
まずは成虫を寄せ付けないように、防虫ネットなどで対策をしましょう。
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