白菜を自家栽培したり、直売所で購入したら芋虫がいたなんてことはないでしょうか。

どのような芋虫なのか気になりますよね。

特に家庭栽培初心者の場合、小さい虫ならなんとか大丈夫でもあの外見にどう対処したらよいものか困り果ててしまう方も多いのではないでしょうか。

今回は白菜につきやすい芋虫の種類について調べてみました。

白菜 芋虫 種類

アオムシ

まずは、一番おなじみの青虫です。

モンシロチョウになる青虫なのでモンシロチョウになる姿を考えれば少しは恐怖心も薄れるのではないでしょうか?

とはいってもあの動きが苦手な方も多いですよね。

まずは外見の特徴ですが、緑色で全体は短い毛で密におおわれています。

4月ごろの春の訪れとともに成虫を見かけることが多くなります。

はじめはやや黒ずんでいます。

幼虫は葉を食べながら約30日で蛹になるといわれています。

幼虫をみかけるのは春と秋が多く、見つけたら若いうちに幼虫に対処しなければ白菜への被害が多くなってしまうといわれています。

白菜がどのようになるかというと、葉がレースのようになるほどに食べられることが特徴なようです。

対処法①

アオムシの成虫は春菊やレタスなどの野菜の匂いが苦手だといわれています。

白菜の近くに植えることで、モンシロチョウが卵を産むのを防ぐ効果が期待できるとされています。

ただ、調べてみるとレタスや春菊にはモンシロチョウは卵を産まないとされていますが、ガは卵を産みつけることもあるそうなのです。

チョウよりもガが苦手という方も多いと思うのでこの案は検討が必要だと思われます。

対処法②

  • 葉の裏に黄色っぽい卵を見つけたらすぐ駆除する
  • 天然成分でできたアオムシ用の殺虫剤を使用する
  • 防虫ネットやトンネル掛けをする

などといった方法があります。

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コナガ

あまり馴染みのない名前ですが、幼虫の外見はアオムシそっくりで緑色です。

違いは、アオムシの場合、葉についているアオムシを触ったり、葉をゆらしてみても簡単には離れません。

対してコナガは触るとすぐ落ちてしまうといわれています。

一番違いが大きいのは成虫になった時です。

成虫の外見は白い波型の模様があり、上から見るとダイヤが連なっているように見えます。

さて蛹になって何になるのでしょうか。

実はコナガはガになります。

コナガが白菜につくと厄介といわれていますが、コナガは白菜の葉の間にもぐりこみます。

そして葉の表のうすい皮を残すように食べていきます。

暑さに弱く、春や秋に大発生するといわれています。

低温にはとても強く、また農薬にも強いという厄介な虫です。

対処法

農薬に強いことから、防虫ネットが有効だと思われます。

また、クモが天敵のようなので、クモが多い畑にするとよいという説があるのですが、クモの多い畑とはどのような畑なのでしょうか。

やはり、草むらがあり、クモが巣を作りやすいような木に囲まれた畑ということなのかもしれません。

農業になれた方で芋虫などをみつけたらすぐ長靴でつぶしてしまう方をよく見かけますが、初心者には厳しいと思いますので、ピンセットを使うとよいかもしれません。

まとめ

今回は白菜につく厄介な芋虫について調べてみました。

モンシロチョウになるアオムシとガになるコナガという芋虫がいることが分かりました。

このうちコナガは殺虫剤がききにくい厄介な虫だといわれています。

防虫ネットを使うとよいようです。

早いうちに対処することが大事なようなので毎日葉の裏まで観察して様子をみてあげてくださいね。

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