ピーマンっていうと、青々しくて、ほろ苦い。
そんなイメージがありませんか?
皮が薄くて、パリッと一口。
激辛だったら、どうします?
そんなピーマンって、メキシコとか海外のものだと思っていませんか?
ところが、純粋な国産でも、品種によって辛いピーマンがあるんです。
辛いもの好きの方には是非、おすすめです。
ピーマンはとうがらし属
ピーマンはもともと、ナス科のトウガラシ属であります。
ナス科までは、良いとして、トウガラシ属ってところから、辛そうな雰囲気も伝わってきますね。
しかし、ピーマンは、トウガラシの品種の一つであり、果実は「カプサイシンを含まない」ともされています。
辛さの成分である、カプサイシンを含まないのですから、辛くてはピーマンではない!
そのためか、明治時代には西洋とうがらし、甘とうがらしとも呼ばれていたそうです。
でも、辛いピーマンなんて、私も今まで食べたことがありませんが、珍しいもの、新しいもの好きには、ちょっと面白い話です。
ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
10年以上前に、激辛ブームに乗ってハバネロ入りのスナックが流行しました。
ハバネロは世界で一番辛い唐辛子として、1994年にギネスブック入りしています!
辛いピーマン?中国の唐辛子!
やはり、10年以上前の辛いものブームに乗って、有名な種子を扱う会社で、中国トウガラシ『羅帝(らてい)』の種子を発売されています。
最大の特徴は、とにかく辛いことです。
しかし、いわゆる「鷹の爪」のように使用するほか、あとは、鮮やかな赤色と艶から、観賞用だそうです。
やはり日本食。
あまり、お家で辛い、激辛のメニューって思いつきませんよね。
しかし、カプサイシンには肥満予防、強精・老化防止に効果があり、しかも、免疫力を増進させる効果も認められています。
辛くておいしい国産ピーマン
長野県に「信州野菜」として伝統野菜の認定をされている、ぼたんこしょう、と言うベル形の辛いピーマンがあります。
微妙な説明によりますと、果実の芯の部分に辛み成分が偏在するが、果実の甘みも強い。
そのため、食べる位置によってはきわめて辛く感じることもあるが、甘く感じることもある。
そうで、まさにロシアンルーレット!
また、古くから新潟の中越地方で栽培されていた、かぐらなんばん、というピーマン。
これも、ほどよい辛さだそうですが、辛いものとそうでないものとの差があり、果実の芯の部分に強い辛み成分があるので、注意が必要だそうです。
まとめ
国内にもあったのですね。
注意が必要な辛いピーマン。
和食には、白菜の漬物に入れる鷹の爪、蕎麦に七味くらいしか思い浮かびませんが、長野県や新潟の郷土料理にも関心が沸いてきます。
ピリッと辛くて、食欲をそそってくれそうです。
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