収穫を楽しみにして大切に育てているしそが病気になったら、どうして良いか分からず困ってしまいますよね。
病気のことや病気のサインの知識を高めて、直ぐに対処できるようにしましょう。
しその栽培で発生しやすい病気は?
さび病
しその葉裏に黄色・オレンジ色・白色などの病斑が発生します。
発症した病斑は拡大して、やや盛り上がった状態になります。
病気が進行してしまうと葉の表側にも病斑ができて胞子を飛ばします。
更に進行してしまうと、葉や茎の形のねじれや歪みが起こり枯れることもあります。
対処方法は、羅漢部分の葉を摘み取り土中に埋めます。
発症初期の場合には葉裏に、マンネダイセンM水和剤・トップジンMゾル水和液・サブロール乳剤などの薬剤を散布すると防除効果に期待できます。
胞子で伝染するので、症状が進行した場合には株ごと焼却します。
斑点病
しその葉や茎などに針で突いたような黒褐色の極小病斑が現れます。
湿度が高い状態が続くと病斑が大きくなることもあります。
古い病斑は色が淡い褐色に変わります。
茎は地面近くの部分に発症しやすく黒く変色してくびれます。
病気が進行すると株全体がしおれて枯れてしまいます。
対処方法は、病気になっている部分の葉を摘み取って、焼却処分するか株ごと処分します。
落葉を放置すると病原菌が繁殖してしまうので全て処分します。
青枯病
細菌がしその根から侵入して、しその株全体が青みを残したまましおれてしまいます。
昼間はしおれて夜に回復するという状態を繰り返します。
病気が進行すると枯れてしまいます。
対処方法は、数株だけの栽培や株上部だけしおれている状態なら、薬剤の使用を検討します。
病気が株全体に広がってしまった場合には治療薬が無いので、株ごと抜き取り焼却処分します。
褐色病
しその葉の表面に淡い褐色の斑点が発生します。
斑点が次第に大きくなります。
斑点の輪郭ははっきりしません。
放っておくと株全体に病気が拡大して枯れてしまいます。
対処方法は、葉の先端の一部が変色しているくらいなら、葉全体を切り取って焼却処分します。
株全体に被害が見られる場合には抜き取ります。
数株だけ栽培している場合には薬剤を使用します。
しその病気のサインは?
- しその葉に小さい黄色い斑点が現れている
- しその葉が褐色になっている
- しその葉が縮れている
- しその葉がしおれている
などの症状が現れた時には、病気のサインかも知れません。
注意しましょう。
病気が発生しやすい要因は?
病気はカビ菌が原因のことが多いようです。
カビ菌は夏場~秋口と梅雨や秋雨の多湿時期に発生しやすいので注意しましょう。
根詰まりが原因の場合もあります。
しそは乾燥に弱いので夏場はたっぷり水遣りしましょう。
日光の当て過ぎで葉が固くなる場合もあるので気を付けましょう。
まとめ
しそもさまざまな病気に発症しやすい植物なんだなと思いました。
病気のサインを覚え確認して、被害を最小限に食い止められるようになれたら良いなと思いました。
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